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FX/為替「ドル/円今日の見通し|原油価格急騰後の消費者心理に注目」 外為どっとコム トゥデイ 2026年7月17日号

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時 :2026年7月17日8時20分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 為替アナリスト 中村勉

目次

▼16日(木)の為替相場
(1):英GDP 予想を上回る
(2):米小売売上高 予想に一致
(3):米軍 6日連続でイランを攻撃

▼16日(木)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報/ ▼本日の予想レンジ/ ▼ドル/円の見通し:大きな値動きは想定しづらい/ ▼注目の経済指標・イベント

16日(木)の為替相場

期間:16日(木)午前6時10分~17日(金)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):英GDP 予想を上回る

英5月国内総生産(GDP)は前月比+0.1%と市場予想(±0.0%)を上回った。同鉱工業生産は前月比-0.5%(予想-0.1%)、同貿易収支は186.60億ポンドの赤字(予想231.00億ポンドの赤字)だった。

(2):米小売売上高 予想に一致

米6月小売売上高は前月比+0.2%と予想に一致。自動車を除いた売上高は前月比-0.2%だった(予想-0.1%)。GDPの算出に用いられるコア売上高(自動車、ガソリン、建材、食品サービスを除く)は前月比+0.5%と予想通りの伸びとなった。同時に発表された米新規失業保険申請件数は20.8万件と市場予想(21.7万件)に反して前週(21.6万件)から減少。4週平均の申請件数も21.4万件と前週時点(21.9万件)から減少した。

(3):米軍 6日連続でイランを攻撃

米中央軍は、6日連続でイランへの攻撃を行ったと発表した。これについてホワイトハウス報道官はその後「イランがホルムズ海峡で商船に攻撃しないと定められた覚書に違反したためだ」と主張。その上で「イランは依然として米国と対話を続け合意を望んでいる。米軍による壊滅的な打撃を受けているからだ」と述べた。

16日(木)の株・債券・商品市場

日経平均: 66835.54 ▼1,915.97

豪ASX: 8840.669 ▼0.399

上海総合: 3882.413 ▼73.165

英FT: 10572.24 △56.32

独DAX: 24915.49 ▼84.04

NYダウ: 52552.97 ▼105.67

日10年債: 2.719 △0.024

豪10年債: 4.8957 ▼0.0045

英10年債: 4.966 △0.029

独10年債: 3.134 △0.012

米2年債: 4.1409 △0.0063

米10年債: 4.5534 △0.0061

NY原油: 78.95 ▼0.65

NY金: 3992.10 ▼59.70

 

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ドル/円 外為注文情報(FX板情報・オーダー状況)

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【情報提供:外為どっとコム】

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人気通貨ペア 本日の予想レンジ

ドル/円: 161.600 ~ 163.000

ユーロ/円: 185.200 ~ 186.400

ポンド/円: 218.000 ~ 219.600

豪ドル/円: 113.200 ~ 114.000

ドル/円の見通し:大きな値動きは想定しづらい

昨日のドル/円は終値ベースで約0.1%上昇。米6月小売売上高はほぼ市場予想通りの結果となったが、同時に発表された新規失業保険申請件数などが強い結果となったことでドルが買われた。また、中東情勢の再緊迫化を受けて原油価格が高止まりしていることもドル買いの一因となり、一時162.55円前後まで上昇した。 米国はイランへの攻撃を連日実施しており、イラン側も強硬姿勢を崩していない。本日も中東情勢の混乱がドル/円を下支えする公算が高い。本日は米7月ミシガン大消費者態度指数が発表される。原油価格はアンケート期間中の7月上旬から急騰しているため、消費者心理にどの程度影響を与えたのか注目が集まる。もっとも、為替オプション市場のドル/円1週間物予想変動率(インプライド・ボラティリティ)は4.73%程度と低水準にあることから、大きな値動きは想定しづらい。当面は161円台後半から162円台後半を中心とした推移となる可能性が高い。

注目の経済指標・イベント

07/17 (金)
19:00   (ユーロ圏) チポローネECB専務理事講演
21:30   (米) 6月住宅着工件数
21:30   (米) 6月建設許可件数
22:15   (米) 6月鉱工業生産
23:00 〇 (米) 7月ミシガン大学消費者態度指数・速報値

 
nakamura.jpg 外為どっとコム総合研究所 情報企画部 為替アナリスト
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。