
午前の為替予想は… ドル安・円安 ポンド/円は18年半ぶり高値
作成日時 :2026年7月16日7時20分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 シニア為替アナリスト 神田 卓也
ドル円予想レンジ
161.500-162.800円
前日の振り返りとドル円予想
昨日のドル/円は前日比10銭未満の小幅安となる162.19円前後で取引を終えた。米6月生産者物価指数(PPI)が予想を下回ると161.90円前後まで弱含んだものの、ポンド/円を筆頭にクロス円が上昇する中でドル/円の下値は限定的だった。なお、英国では数日中に首相に就任する見込みのバーナム氏が、次期財務相に財政規律を重視するマフムード内相を起用すると伝わった。これを受けて英ポンドは、財政懸念がくすぶる日本円に対して18年半ぶりの高値まで買い進まれた。一方、米国では一昨日の6月消費者物価指数(CPI)に続き、6月PPIも予想以上に伸びが鈍化したことで連邦準備制度理事会(FRB)の早期利上げ観測が後退している。本日のNYタイムに発表される米6月小売売上高についても、当時のガソリン価格低下を背景に下振れ余地がありそうだ。もっとも、仮に6月小売売上高を受けてドル安に振れても、ドル以外の通貨に対する円安も続く公算が大きいことから、ドル/円は162円台前半を中心とするもみ合いから大きく下放れする展開にはならないだろう。
今朝 最新のドル/円チャート

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外為どっとコム総合研究所 シニア為替アナリスト神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
