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FX個人投資家動向|トランプショックで原油高・ドル高、新興国通貨の一角で押し目買い  2026年7月9日

 

前日欧州時間から本日アジア時間にかけてのドル円相場の動向と、FX個人投資家のポジション変化をまとめました。市場参加者の売買傾向を把握し、今後のFX取引の参考にご活用ください。
※本レポートは外為どっとコムの取引サービス「外貨ネクストネオ」のデータを基に作成しています。

作成日時:2026年7月9日 15:07

7月8日〜7月9日のドル円市況|中東不安再燃でドル高

7月8日、トランプ大統領が米国とイランとの暫定合意はすでに失効しているとの見解を示したほか、米国・イラン双方が互いに対して攻撃の可能性を示唆したことで、原油価格は上昇した。原油価格の上昇に伴うインフレ懸念やドル高が意識され、ドル円は162.709円まで上昇した。

また、6月16~17日に開催された連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨では、一部の当局者が「追加利上げに妥当性がある」との見解を示していたことが明らかとなったが、市場の反応は限られた

本日のアジア時間のドル円は162.50円付近で振幅。中東情勢悪化の初期反応が一巡する中、新たな材料待ちの状態が続いた。

ドル円 60分足チャート 外為どっとコム「外貨ネクストネオ」

ドル円 60分足チャート 外為どっとコム「外貨ネクストネオ」

FX取引金額と個人投資家ポジション動向|「買い方」「売り方」が拮抗

取引金額は前日比で19.7%増加し、過去20営業日の平均と比べても10.3%高い水準となった。
また、ポジション比率は売建玉が50%、買建玉が50%と均衡した。投資家は買いポジションで利益確定を行い、その後、売りポジションを構築した。

■取引金額
上段:前日比
下段:過去20営業日平均比
■売建玉
上段:前日比
下段:比率
■買建玉
上段:前日比
下段:比率
19.7% 3.5% -9.9%
10.3% 50% 50%

※外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の取引量とポジションの円換算金額

市場シェア上位通貨ペア|NZドル円が上位へ浮上

NZドル円(NZD/JPY)の市場シェアが前日比2.2%上昇し、シェア4.0%で4位に浮上した。RBNZ(NZ中銀)が予想以上にタカ派寄りの姿勢を示したことで、NZドル相場が大きく動意づいたことが、NZドルのシェア拡大につながった。

順位 通貨ペア 市場シェア 前日比
1位 USD/JPY 66.8% -0.6%
2位 MXN/JPY 7.2% -2.0%
3位 AUD/JPY 5.9% -0.2%
4位 NZD/JPY 4.0% 2.2%
5位 ZAR/JPY 3.6% 1.4%
6位 GBP/JPY 3.5% 0.5%
7位 EUR/USD 2.7% 0.9%
8位 AUD/USD 1.9% 0.3%
9位 TRY/JPY 1.7% -2.3%
10位 EUR/JPY 1.1% -0.3%

※外貨ネクストネオ取り扱い42通貨ペアのうち、上位10通貨ペア

主要通貨ペアのポジション増減|ZAR・MXNが買われる

ドル円(USD/JPY)の買ポジション(ロング)は22.1%減少、ユーロ円(EUR/JPY)は同15.7%減少、ポンド円(GBP/JPY)は同19.6%減少と、主要な対円通貨ペアで利益確定の動きが進展した。
一方、ドル高の流れから、新興国通貨は軟調な展開となり、南アランド円(ZAR/JPY)とメキシコペソ(MXN/JPY)では「押し目買い」が優勢となった。

通貨ペア 売ポジション(Short) 買ポジション(Long)
USD/JPY 4.5% -22.1%
EUR/JPY 0.1% -15.7%
EUR/USD 1.2% -2.0%
GBP/JPY 4.5% -19.6%
AUD/JPY 0.2% -6.4%
NZD/JPY 23.8% -7.1%
ZAR/JPY -6.2% 5.7%
TRY/JPY 1.1% 0.5%
CNH/JPY 0.0% -0.7%
MXN/JPY -3.3% 5.4%
SGD/JPY 0.7% -34.1%
 
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