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【見通し】9日香港株=反落か、原油供給不安が重荷

9日の香港市場は反落か。ホルムズ海峡の航行再開が不透明となるなか、原油供給不安から売りが出そうだ。米紙『ニューヨーク・タイムズ』によると、米中央軍は8日夜、イランを空爆した。イラン国営メディアは、同国南東部沿岸にある少なくとも3つの港湾都市で爆発音が確認されたと報じた。米軍は7日もイラン軍の関連施設を攻撃している。トランプ大統領は自身のSNSへの投稿で、米軍の攻撃はイランによる商船への攻撃に対する「報復」だと述べた。「もし再び同じことが起きれば、事態はさらに悪化するだろう!」と書き込んだ。

 もっとも、前日の米株式市場でハイテク株が買われた流れを引き継ぎ、香港市場でも人工知能(AI)・半導体関連株が上昇すれば、相場の一定の下支えとなる展開があり得る。中国の国家統計局が寄り付き後に発表する6月の物価統計も注目されるだろう。

 8日のNY株式相場は高安まちまち。ダウ平均が続落した半面、ハイテク株主体のナスダック総合は反発した。トランプ米大統領がイランとの停戦が「もう終わった」と述べたことで、NY原油先物価格と米長期金利が上昇して相場の重荷となった。一方、7日に大きく下落していた半導体株には押し目買いが強まった。同日の香港株の米国預託証券は、金融株のAIAグループ(01299)、HSBC(00005)、中国建設銀行(00939)、大型ネット株の美団(03690)、新エネルギー車のBYD(01211)が香港終値を下回って終えた。

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ