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FX/為替「ドル/円今日の見通し|162円台回復 30年債入札不調なら40年ぶり高値更新も」 外為どっとコム トゥデイ 2026年7月7日号

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時 :2026年7月7日8時10分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 シニア為替アナリスト 神田 卓也

目次

▼6日(月)の為替相場
(1):ISM非製造業景況指数 前月から低下
(2):FRB理事 「リスクはインフレ寄りに転換」

▼6日(月)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報/ ▼本日の予想レンジ/ ▼ドル/円の見通し:約40年ぶり高値の更新も視野/ ▼注目の経済指標・イベント

6日(月)の為替相場

期間:6日(月)午前7時00分~7日(火)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):ISM非製造業景況指数 前月から低下

米6月ISM非製造業景況指数は54.0となり、市場予想通りに前月(54.5)から低下したが、24カ月連続で活動の拡大・縮小の分岐点となる50.0を上回った。構成指数では米国とイランの暫定合意を受けて原油価格が下落していることで、仕入価格が67.7と依然として高水準だが前月(71.3)から低下した。雇用指数はサッカーワールドカップ関連の雇用もあり、51.2と市場予想(48.2)や前月(47.9)を上回った。

(2):FRB理事 「リスクはインフレ寄りに転換」

米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事は「インフレが急速に加速し始めている」として「政策を巡るリスクはインフレ寄りに転換した」と語り、「今後の金融政策へのアプローチを変える必要がある」との見解を示した。また、フォワードガイダンスについて「政策決定を著しく強化したこともあり、今後も有益だと考える」とした上で、「かえって足かせとなった局面もあった」と述べ「慎重に運用すれば有用になり得る」の認識を示した。

6日(月)の株・債券・商品市場

日経平均: 69737.69 ▼6.38

豪ASX: 8830.969 ▼13.443

上海総合: 4041.238 ▼2.405

英FT: 10651.77 ▼27.26

独DAX: 25817.89 △38.58

NYダウ: 53055.91 △155.84

日10年債: 2.827 △0.041

豪10年債: 4.7863 ▼0.0100

英10年債: 4.793 △0.011

独10年債: 2.948 △0.013

米2年債: 4.1101 ▼0.0270

米10年債: 4.4693 ▼0.0139

NY原油: 68.55 ▼0.14

NY金: 4167.50 △41.80

 

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ドル/円 外為注文情報(FX板情報・オーダー状況)

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  • ※ 尚、この外為注文情報は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

 

人気通貨ペア 本日の予想レンジ

ドル/円: 161.300 ~ 162.900

ユーロ/円: 184.600 ~ 186.300

ポンド/円: 216.200 ~ 218.200

豪ドル/円: 112.400 ~ 113.400

ドル/円の見通し:約40年ぶり高値の更新も視野

昨日のドル/円は162円台を回復。終値は約0.5%ドル高・円安の162.10円前後だった。前週末に160円台半ばまで下落した反動からドル買い・円売りが先行。一時162.42円前後まで上昇して、先週1日に付けた約40年ぶりの高値まであと40銭ほどに迫る場面もあった。市場では、日銀の利上げがインフレに対して後手に回っているとの見方や高市政権の経済政策が財政を圧迫するとの見方が出ており、これらの懸念を背景に日本国債が売られ(長期金利が上昇)、それとともに円が売られた。本日の東京市場では30年債入札が予定されており、引き続き本邦長期金利の動向に注目したい。需要不足で入札不調となれば長期金利に上昇圧力がかかり、円に対する下落圧力も増す可能性がある。こうした中、ドル/円は約40年ぶり高値(162.84円前後)の更新も視野に入りそうだ。もっとも、財務省関係者が次なる円買い介入の戦略として、予告や警告なしの「不意打ち介入」に言及するなど、本邦当局は円安進行に対するけん制のトーンを強めている。162円台後半に上昇すれば介入への警戒感もさらに高まることから、突如として反落するなど神経質な値動きとなる場面が増えるだろう。

注目の経済指標・イベント

07/07 (火)
12:35   (日) 30年債入札(6000億円程度)
15:00   (独) 5月鉱工業生産
20:00   (米) ボウマンFRB副議長講演
21:30   (米) 5月貿易収支
26:00   (米) 3年債入札(580億USD)
 -     北大西洋条約機構(NATO)首脳会議(~8日)

07/08 (水)
08:50   (日) 5月貿易収支

 
kanda.jpg 外為どっとコム総合研究所 シニア為替アナリスト
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
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