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FX/為替「ドル/円今日の見通し|米インフレ巡り焦点はISM非製造業」 外為どっとコム トゥデイ 2026年7月6日号

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時 :2026年7月6日8時30分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 為替アナリスト 中村勉

目次

▼3日(金)の為替相場
(1):片山財務相「必要に応じて適切に対応」
(2):中国RatigDogサービス業PMI 予想を上回る
(3):ECB総裁任期満了前の退任「可能性はある」
(4):BOE総裁 利下げ「議論の対象外」

▼3日(金)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報/ ▼本日の予想レンジ/ ▼ドル/円の見通し:161円台後半では上値の重い展開/ ▼注目の経済指標・イベント

3日(金)の為替相場

期間:3日(金)午前6時10分~4日(土)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):片山財務相「必要に応じて適切に対応」

片山財務相は閣議後の会見で、足元の為替相場について「具体的な水準についてコメントは控える。我々の方針は何も変わらない」として「必要に応じていつでも適切に対応する」と発言。一時約30年ぶりの高水準をつけた長期金利を巡っては「適正な国債発行高や財政規模を見積もり、国債市場での信認、財政の持続可能性を維持する」と述べた。また、「経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)」の原案に、日銀に「適切な」政策運営を行うことを期待すると明記したことに関しては「いつも内閣府などが言っていることが書かれているだけだ」と話した。

(2):中国RatigDogサービス業PMI 予想を上回る

中国6月RatingDogサービス業PMIは54.1と市場予想(53.0)を上回ったが、前月(54.4)からやや低下した。

(3):ECB総裁任期満了前の退任「可能性はある」

欧州中銀(ECB)のラガルド総裁は、2027年10月の任期満了を前に退任する可能性を問われ「可能性はある。仏大統領選に向けた討論で欧州としての声を届ける必要があると考えている」と発言。ただ、来春の仏大統領選への出馬については「現時点では予定にない」と否定した。なお、仏大統領選は27年4月18日に第1回投票が行われ、上位2人による決選投票が5月2日に開催される。

(4):BOE総裁 利下げ「議論の対象外」

英中銀(BOE)のベイリー総裁は、「今年『利下げ』を実施するのではないかという見方があり、景気が軟化している状況においては、その見方自体は不合理ではない」とした上で、「その選択肢は3月時点では議論の対象外だったし、現時点でも対象外だ」と述べた。

3日(金)の株・債券・商品市場

日経平均: 69744.07 △1,010.92

豪ASX: 8844.412 △119.919

上海総合: 4043.643 △14.739

英FT: 10679.03 △26.16

独DAX: 25779.31 △198.43

NYダウ: 休場

日10年債: 2.786 △0.001

豪10年債: 4.7963 ▼0.0248

英10年債: 4.782 △0.006

独10年債: 2.935 △0.031

米2年債: 休場

米10年債: 休場

NY原油: 休場

NY金: 休場

 

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ドル/円 外為注文情報(FX板情報・オーダー状況)

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【情報提供:外為どっとコム】

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  • ※ 尚、この外為注文情報は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

 

人気通貨ペア 本日の予想レンジ

ドル/円: 160.600 ~ 161.800

ユーロ/円: 183.800 ~ 185.200

ポンド/円: 214.700 ~ 216.300

豪ドル/円: 111.500 ~ 112.400

ドル/円の見通し:161円台後半では上値の重い展開

3日のドル/円は約0.2%上昇。本邦政府・日銀による「不意打ち円買い介入」への警戒感から円が買われ、一時160.46円前後まで下落したが、日銀がこの日発表した6日の当座預金残高見通しで2日の急落は円買い介入ではなかったとの見方が広がり、不意打ち介入への過度の警戒感が後退したことから161円台へ持ち直した。米国とイランの暫定和平合意後に原油価格が急落しており、インフレへの影響が焦点となっている。本日はNY時間に米6月ISM非製造業景況指数が発表される。構成項目の一つである支払い価格が大幅に低下しているようであれば、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ期待の後退につながる可能性があろう。ドル/円は160円台半ばの先週安値がひとまずのサポートとなりそうだが、この水準を下抜けると一段の調整も考えられる。仮に上昇しても不意打ち介入への警戒感が高まることから161円台後半では上値の重い展開となりそうだ。

注目の経済指標・イベント

07/06 (月)
13:00   (日) 高市首相、参院予算委員会へ出席
18:00   (ユーロ圏) 5月小売売上高
23:00 ◎ (米) 6月ISM非製造業景況指数
24:00   (ユーロ圏) ウォラーFRB理事、シュナーベルECB専務理事講演
25:45   (英) マンMPC委員講演
27:30   (ユーロ圏) レーンECB専務理事講演

07/07 (火)
08:30 〇 (日) 5月毎月勤労統計調査-現金給与総額

 
nakamura.jpg 外為どっとコム総合研究所 情報企画部 為替アナリスト
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。
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