今晩のNY株式市場は、寄り前に発表される米6月雇用統計に市場の関心が集中する。市場予想では非農業部門雇用者数が11.5万人増と、5月の17.2万人増から減少が見込まれており、労働市場の減速や利下げ期待への影響を見極める展開となる。また、前営業日に激しい売りが出た半導体株の動向も焦点だ。株価指数先物は小幅に上昇して推移しており、前日のハイテク株安から持ち直せるかが注目される。市場では、半導体から他の景気敏感セクターへの資金循環(ローテーション)は相場の健全な調整であり、下半期の強気相場持続を示すシグナルとの見方もある。雇用指標の結果を受けた金利動向と、セクター間の資金移動の行方がポイントとなりそうだ。
今晩の米経済指標・イベントは6月雇用統計(非農業部門雇用者数・失業率・平均賃金)、新規失業保険申請件数、5月製造業新規受注など。主要な企業の決算発表はなし。(執筆:7月2日、14:00)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
