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【今日のドル円】昨日の振り返りと今日のドル円相場見通し 2026年7月2日

ドル円レポート:FEB議長、7月利上げに触れず

ニューヨーク市場:指標悪化とFRB議長発言で下落

ドル円が1986年以来の高値圏を推移する中、欧州時間には一時162.837円まで上昇。しかし、その後は政府・日銀による為替介入への警戒感から162.565円まで急落し、再び162.70円レベルへ買い戻されるなど、非常に荒い値動きとなりました。

続くNY時間では、6月ADP雇用統計が市場予想を下回ったことでドル売りが先行。さらに、注目されたウォーシュFRB議長が「インフレ期待やインフレリスクの低下」に言及したことで米国の追加利上げ観測が後退。一時的にドル売りが加速しました。その後に発表された6月ISM製造業景況指数も予想を下回る結果となり、ドル円は162.297円まで下落しました。

ただし、根強い日米金利差を意識した円売り・ドル買いの潜在的な需要は高く、NY時間終盤にかけては162.619円まで買い戻されて取引を終えました。

本日1日のアジア時間:底堅いドル買い地合い

本日はNY時間に最重要指標である6月米雇用統計の発表を控えています。これまでに相次いだ米高官による労働環境への楽観的な発言を背景に、ドル買いの底堅い地合いは継続しており、足元のドル円は162円ミドルレベルで推移しています。

なお、本日は米独立記念日の振替休日(翌日)の前営業日にあたるため、米債券市場は短縮取引となります。市場の流動性が低下する中、雇用統計の発表直後にはチョッピー(不規則で荒い)な値動きとなる可能性が高いため、十分な警戒が必要です。

 

 
kurokawa.jpg 外為どっとコム総合研究所
黒川健(くろかわ・たける)
米国Capital Market Services LLCニューヨーク本社および上田ハーロー株式会社でカバーディーラー、プロップディーラーを約20年間務める。2021年9月(株)外為どっとコム総合研究所入社後は、テクニカル分析、ファンダメンタル情報を配信している。
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