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【今日のドル円】昨日の振り返りと今日のドル円相場見通し 2026年6月29日

ドル円レポート:米インフレ指標で下落後、中東リスクと本邦利上げ抑制懸念で反発

ニューヨーク市場:米指標下落後にドル買い戻し

金曜のNY時間、ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)が予想を下回り、同指数の長期期待インフレ率(確報値)も下方修正されました。これにより年内の利上げ(あるいは高金利維持)観測がさらに後退し、一時ドル売りが進行。ドル円は161.575円まで下落しました。 しかし、その後はロンドンフィキシングに絡んだ実需のドル買いが流入したほか、イラン情勢の不透明感を背景とした「有事のドル買い」も重なり、161.775円まで値を戻して週を終えました。

本日29日のアジア時間:地政学リスクと「骨太の方針」で161.80円台へ上昇

週明けのアジア時間は、米国とイランが停戦合意下にあるものの、週末に報復攻撃の応酬があったと報じられ、原油先物価格の上昇とともにドル買いが先行しました。 さらに、政府が策定する「骨太の方針」に「適切な金融政策運営が行われることも非常に重要」との文言が明記される方針であることが判明。これが「日銀の利上げを抑制する圧力(けん制)になるのでは」との懸念を呼び、円売りを後押し。ドル円は161.806円まで上値を伸ばしています。また、米ニュースサイト「アクシオス」は本日早朝、「米国とイランはホルムズ海峡を巡る対立解消に向け、30日に協議する方針」と報じており、明日以降の進展が注目されます。

 

 
kurokawa.jpg 外為どっとコム総合研究所
黒川健(くろかわ・たける)
米国Capital Market Services LLCニューヨーク本社および上田ハーロー株式会社でカバーディーラー、プロップディーラーを約20年間務める。2021年9月(株)外為どっとコム総合研究所入社後は、テクニカル分析、ファンダメンタル情報を配信している。
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