
午前の為替予想は… ドル/円162円目前、停戦協議と介入警戒が焦点
作成日時 :2026年6月29日7時50分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 為替アナリスト 中村 勉
ドル円予想レンジ
161.300-162.500円
前日の振り返りとドル円予想
26日のドル/円はNY原油(WTI)先物価格の下落などを背景に161.53円前後まで下落する場面も見られたが、前日にイランがホルムズ海峡の船舶へドローン攻撃をしたことに対する報復攻撃を米国が実施したことから反発。もっとも、約40年ぶりの高値となる162円台を目前に、日本政府・日銀による円買い介入への警戒感も強く、積極的に上値を試す動きには至らず、161円台後半の狭いレンジ内での値動きだった。週末を通して米国とイランは攻撃を応酬するなど、停戦合意決裂への懸念から週明けの本日は原油価格が反発して取引が開始されている。ただ、一部報道では「米国とイランは相互攻撃を停止することで合意し、30日に予定されている実務者協議は予定通り実施される」とも報じられている。イラン情勢を巡る先行き不透明感がドルの下値を支える一因となりそうだ。また、日本政府は7月に策定する「骨太の方針」に日銀の追加利上げをけん制する文言を盛り込む方針だと伝わっており、円安地合いも継続が予想される。本日も約40年ぶりの水準となる162.00円を目前に、本邦当局と市場の神経戦が続くことになりそうだ。
今朝 最新のドル/円チャート

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外為どっとコム総合研究所 情報企画部 為替アナリスト中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。
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