※ライブ配信終了後は、録画動画に切り替わります。
<前日(6/22)の振り返り>
・日銀「主な意見」(6月会合):急激な利上げを避けるため政策金利を中立金利へ早めに近づけるべきとの利上げ前向き意見が複数。一方で内閣府・財務省からは景気を冷やしかねないとの慎重論が従来より強く示され、政権側の利上げ抑制圧力がうかがえる
・ベッセント財務長官:「強いドル」と通貨水準は別物。税制・規制・エネルギーで投資を呼び込める魅力的な国にすることが狙いで、強いドル=強い米経済を指す(=ドル高志向そのものではない)
・豪CPI:5月+4.0%(予想4.3%下回り、燃料税引き下げが要因)。ただしコアのトリム平均は+3.6%へ加速。RBAの追加利上げ観測はほぼ不変
・米経常収支:1〜3月期は2,268億ドルの赤字に拡大(予想・前期比悪化)。一次所得収支の赤字反転が要因だがGDPへの影響は限定的
<介入をめぐる論点>
・動きがゆっくりすぎて介入の口実になりにくく、政府・日銀はスタンバイ状態。162円超で各種オプションやストップロスを巻き込み上げ幅が加速すれば、今晩の介入も十分シナリオ(過去に米CPI直後のNY時間に介入した前例)
・前回(4月末〜5月頭)の介入時は原油が110ドルと現在比36%高く円買い圧力の一因だったが、今はその要因が後退。一方で神田氏は「価格より実際の輸入量に伴う円繰り」の観点では現在の方が円安圧力は大きいと指摘
・FOMCドットは利上げ・利下げが9対9で割れたが、2022年(利上げ遅れでインフレ10%)の教訓から市場は利上げ方向に傾きやすい
<結論>
・本日最大の焦点はPCEデフレーター(21:30)。前年比4%超えで上振れすれば、161.95を上抜けて162円台、約40年ぶり高値更新の可能性が十分
・162円が介入の事実上の防衛ラインとして強く意識され、上抜け+上昇加速なら今晩にも介入発動のシナリオ。一方でドル高主導の局面では単独介入の効果は限定的との見方
・構造的には日米金利差から円安が進みやすく、PCE結果とウィリアムズNY連銀総裁の発言(早朝4:40頃)が今後を占う鍵
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