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ドル円午前の為替予想、ドル/円、40年ぶりの162円に再び接近 米PCEデフレーターは加速の見通し 2026/6/25

午前の為替予想は… ドル/円、40年ぶりの162円に再び接近 米PCEデフレーターは加速の見通し

作成日時 :2026年6月25日7時30分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 シニア為替アナリスト 神田 卓也

ドル円予想レンジ

161.000-162.500円

前日の振り返りとドル円予想

昨日のドル/円は米利上げ観測などを背景に小幅続伸。161.84円前後までじりじりと値を上げ、22日に付けたおよそ2年ぶりの高値161.93円前後に接近した。日本政府・日銀による為替介入への警戒感も根強いが、ドル高地合いの中で円買い介入を行っても効果は薄いとの見方が強く、政府・日銀の姿勢を試すかのようにゆっくりとドル高・円安が進行している。本日のNYタイムでは、米連邦準備制度理事会(FRB)が長年にわたり重視してきた個人消費支出物価指数(PCEデフレーター)が発表される。エネルギー価格の上昇などを背景に前年比の伸び率は3年ぶりに4%を超える見通しだ。ドル/円が高値を更新して約40年ぶりの水準に上伸するきっかけとなるか注目したい。また、東京タイムには田村日銀審議委員の講演が予定されており、追加利上げに前向きなタカ派的な内容となる可能性が高い。ただし、日銀が昨日公表した6月会合の「主な意見」に対する円相場の反応を見る限り、予想通りのタカ派発言ではドル安・円高の動きは限られるだろう。なお、市場はFRBが遅くとも10月までに利上げを行うとのシナリオを100%織り込んでいる(9月利上げの織り込みは80%強)。一方で、日銀の10月利上げに対する織り込みは50%強にとどまる。日米金利差の観点からドル高・円安が進みやすい地合いと言えるだろう。

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神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
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