
主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。
作成日時 :2026年6月24日8時20分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 為替アナリスト 中村勉
目次
▼23日(火)の為替相場
(1):片山財務相「必要ならば断固とした措置」
(2):独PMI 予想を下回る
(3):英PMI 予想を下回る
(4):米PMI 予想を上回る
▼外為注文情報/ ▼本日の予想レンジ/ ▼ドル/円の見通し:神経質な展開が続く/ ▼注目の経済指標・イベント
23日(火)の為替相場

期間:23日(火)午前6時10分~24日(水)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム
(1):片山財務相「必要ならば断固とした措置」
片山財務相はベッセント米財務長官と前日にオンラインで会談し、世界の金融市場や中東情勢について意見交換したことを明かした。円安が進む中、為替介入を巡って協議したかを問われると「日米間で常に必要とあらば断固とした措置をとることで合意している。それに関しては全く揺るぎがない」と語った。
(2):独PMI 予想を下回る
独6月PMI・速報値は製造業が50.0、サービス業が46.8と、いずれも市場予想(50.2、49.0)を下回り、前月(50.1、48.1)から低下した。その後に発表された、ユーロ圏6月PMI・速報値は製造業が51.3と予想(51.6)を下回った一方、サービス業は48.9と予想(48.6)を上回った。前月はそれぞれ51.6、47.7だった。
(3):英PMI 予想を下回る
英6月PMI・速報値は製造業が53.1、サービス業が48.7と、いずれも市場予想(53.5、50.1)を下回り、前月(53.9、49.3)から低下した。
(4):米PMI 予想を上回る
米6月PMI・速報値は製造業が55.7、サービス業が51.3と、いずれも市場予想(54.6、51.1)を上回り、前月(55.1、50.7)から上昇した。
23日(火)の株・債券・商品市場
日経平均: 69788.38 ▼2,565.58
豪ASX: 8786.981 ▼29.158
上海総合: 4106.251 ▼56.846
英FT: 10428.85 ▼9.00
独DAX: 24893.58 ▼246.11
NYダウ: 51666.84 ▼45.87
日10年債: 2.679 ▼0.004
豪10年債: 4.7715 ▼0.0394
英10年債: 4.754 ▼0.054
独10年債: 2.919 ▼0.033
米2年債: 4.1983 ▼0.0274
米10年債: 4.4969 ▼0.0119
NY原油: 73.21 ▼0.65
NY金: 4149.40 ▼53.30
ドル/円 外為注文情報(FX板情報・オーダー状況)

【情報提供:外為どっとコム】
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人気通貨ペア 本日の予想レンジ
ドル/円: 161.000 ~ 162.200
ユーロ/円: 183.200 ~ 184.400
ポンド/円: 212.400 ~ 214.000
豪ドル/円: 111.200 ~ 112.000
ドル/円の見通し:神経質な展開が続く
昨日のドル/円は終値ベースでは前日からほぼ横ばいだった。米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ観測を背景に161.74円前後まで上昇する場面も見られたが、政府・日銀による円買い介入への警戒感も強く上値は限定的だった。片山財務相は、為替介入協議について「必要であれば断固たる措置をとると日米間で合意している」と述べている。22日にはベッセント米財務長官とオンラインで会談しており、市場は日米当局が協調して円安是正に動く可能性を意識していることから、円安が急速に進む公算は小さい。もっとも、FRBの利上げ観測を背景としたドル高地合いは変わらない。ドル/円は2024年7月に付けた161.95円前後を意識した神経質な展開が続きそうだ。
注目の経済指標・イベント
06/24 (水)
10:30 〇 (豪) 5月消費者物価指数
15:30 (豪) ハウザーRBA副総裁講演
15:40 ◎ (日) 氷見野日銀副総裁講演(植田日銀総裁の代読)
17:00 (独) 6月IFO企業景況感指数
18:00 (ユーロ圏) ナーゲル独連銀総裁講演
20:20 (英) ブリーデンBOE副総裁講演
21:30 ◎ (米) 1-3月期経常収支
22:35 (ユーロ圏) チポローネECB専務理事講演
23:00 (米) 5月新築住宅販売件数
23:30 (米) EIA週間原油在庫統計
24:00 (英) ディングラMPC委員講演
24:30 (ユーロ圏) ムーラン仏中銀総裁講演
26:00 (米) 5年債入札(700億USD)
27:00 (米) クックFRB理事講演
外為どっとコム総合研究所 情報企画部 為替アナリスト中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。
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