※ライブ配信終了後は、録画動画に切り替わります。
<前営業日(先週金曜)の振り返り>
・日本の5月全国CPI(生鮮除くコア):前年比 +1.4%、予想通りで4月と同じ伸び。総合は +1.5%。ドル円への反応は限定的
・片山財務大臣の口先介入:161円台の円安に「断固とした措置を取る」と発言。ただし4月末〜5月の介入時(「最終警告」級の表現)に比べると弱く、前日の木原官房長官・本日の「必要に応じて適切に対応」と合わせ、むしろ警戒感はやや後退との受け止め
・米イラン協議が延期:スイスでの実務者協議延期、バンス副大統領の訪問も延期。イスラエルがレバノン南部のヒズボラ関連施設を攻撃。週末にはイランがホルムズ海峡再封鎖を表明
今日の見通し
・ドル円は 2024年7月の円買い介入水準(≒161.95円)に接近。介入警戒で上昇ペースは抑制されやすいが、中東情勢の不透明感で原油先物(75ドル台)が高止まりし、日本の交易条件悪化懸念から円は売られやすい地合いが継続
・本日はアラグチ・イラン外相が「レバノン戦争終結に向け大きな進展」と発言し原油は上げ幅縮小。日経平均の大幅高(リスクオン)もあり、円は買われにくい状況
<結論>
ドル円は「円買い材料の乏しさ」と「ドル高地合い」を背景に、下値を切り上げながら161円台後半でじり高。介入警戒水準には近いものの、今回の円安は投機的な円売りというよりドル高主導であるため、政府・日銀は介入に動きにくく、仮に介入があっても過去最高水準の円売りポジション(=下落時の買い戻し需要)で効果は限定的になりやすい状況です
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