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FX/為替「ドル/円今日の見通し|中東情勢懸念で円売り地合い続く」 外為どっとコム トゥデイ 2026年6月22日号

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時 :2026年6月22日8時30分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 為替アナリスト 中村勉

目次

▼19日(金)の為替相場
(1):日本CPI前月と同じ伸び率
(2):片山財務相「断固とした措置」
(3):米イラン協議が延期
(4):英小売売上高 前月から回復
(5):英首相へ退陣圧力

▼19日(金)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報/ ▼本日の予想レンジ/ ▼ドル/円の見通し:円が売られやすい地合いは続く/ ▼注目の経済指標・イベント

19日(金)の為替相場

期間:19日(金)午前6時10分~20日(土)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):日本CPI前月と同じ伸び率

日本5月全国消費者物価指数(CPI、除生鮮食品)は前年比+1.4%と市場予想通りに4月と同率の伸びだった。政府の電気・ガス代補助の終了でエネルギー価格の下落率は縮小したものの、コメ類が下落に転じるなど、生鮮食品を除く食料の伸びが引き続き鈍化した。生鮮食品を含めた総合CPIは前年比+1.5%だった(予想+1.5%、前月+1.4%)。

(2):片山財務相「断固とした措置」

片山財務相は閣議後の記者会見で、161円台に進んだ円安について、「いつも申し上げている通り、投機的な動きがあれば断固とした措置を取るということに尽きる」と市場をけん制した。

(3):米イラン協議が延期

スイス外務省は、同国中部のビュルゲンシュトックでこの日に予定していた米国とイランの停戦合意に向けた実務者協議を延期すると発表。その後、米国も協議への出席を予定していたバンス副大統領のスイス訪問を延期すると発表した。そうした中、イスラエルがレバノン南部の親イラン武装組織ヒズボラ関連施設を攻撃したことも伝わった。

(4):英小売売上高 前月から回復

英5月小売売上高は前月比+1.2%と市場予想(+0.5%)を上回る伸びとなり、前月(-1.0%)の落ち込みから回復した。変動の大きい自動車燃料を除いた売上高は前月比+1.2%だった(予想+0.3%、前月-0.1%)。

(5):英首相へ退陣圧力

18日に行われた英国の下院補欠選挙で、与党・労働党の次期党首候補であるバーナム・マンチェスター市長が大勝。これにより労働党の現党首であるスターマー首相への退陣圧力が高まった。

19日(金)の株・債券・商品市場

日経平均: 71250.06 △196.57

豪ASX: 8828.671 ▼82.428

上海総合: 休場

英FT: 10363.27 ▼36.43

独DAX: 24985.82 ▼40.98

NYダウ: 休場

日10年債: 2.656 △0.035

豪10年債: 4.8106 △0.0387

英10年債: 4.842 △0.085

独10年債: 2.985 △0.056

米2年債: 休場

米10年債: 休場

NY原油: 休場

NY金: 休場

 

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ドル/円 外為注文情報(FX板情報・オーダー状況)

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【情報提供:外為どっとコム】

  • ※ 「外為注文情報」とは、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況を確認できるツールのことを指します。
  • ※ 尚、この外為注文情報は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

 

人気通貨ペア 本日の予想レンジ

ドル/円: 160.800 ~ 162.000

ユーロ/円: 184.300 ~ 185.500

ポンド/円: 212.000 ~ 213.800

豪ドル/円: 112.600 ~ 113.400

ドル/円の見通し:円が売られやすい地合いは続く

19日のドル/円は終値ベースで約0.1%下落。片山財務相の円安けん制発言を受けて160.99円前後まで下落する場面も見られたが、米金利先高観による円安・ドル高基調が根強く、円買いの動きは長続きしなかった。もっとも米国が祝日で米株式・債券市場が休場となる中で、NY時間では外国為替市場の参加者が限られたこともあり、161円台前半での狭いレンジ取引が中心となった。米イラン情勢を巡っては、トランプ米大統領の発言を受けて和平協議が一時停止するなど、和平協議の進展に対する懸念が高まっている。ドル/円は2024年7月に政府・日銀による円買い介入が実施された水準まで上昇してきている。円買い介入への警戒感から円安のペースは抑制されるとみられるものの、中東情勢の先行き不透明感から原油先物価格は反発して週明けの取引が開始されているだけに、日本の交易条件悪化への懸念から円が売られやすい地合いは続きそうだ。

注目の経済指標・イベント

06/22 (月)
10:00   (中) 1年物/5年物最優遇貸出金利(ローンプライムレート)
22:00 ◎ (ユーロ圏) ラガルドECB総裁講演
22:00   (米) ウォラーFRB理事講演

 
nakamura.jpg 外為どっとコム総合研究所 情報企画部 為替アナリスト
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。
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