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【今日のドル円】昨日の振り返りと今日のドル円相場見通し 2026年6月12日

ドル円レポート:指標と「トランプ砲」で1円超の乱高下

ニューヨーク市場:米PPIとトランプ発言に乱高下

昨日の欧米市場のドル円は、上下に大きく荒れる展開となった。米5月生産者物価指数(PPI)総合が市場予想を上回ったことで米利下げ観測が後退し、ドル買いが先行。さらに、トランプ米大統領が自身のSNSで「イランを激しく攻撃する」と投稿したことから、地政学リスクへの警戒感(有事のドル買い)も加わり、一時160.592円まで急騰した。

しかしその後、トランプ大統領が一転して「イラン指導部の最高レベルで承認された事実に基づき、今夜予定していた攻撃を中止した」と表明。これにより緊張緩和の兆しから原油先物価格が急落し、ドル円も一気に159.528円まで下落した。

本日12日のアジア時間:透明感から買い戻し

 本日12日のアジア時間に入ると、トランプ大統領の発言の一貫性のなさからイラン情勢への不透明感が再び意識される格好となった。市場ではドルの買い戻しが優勢となり、ドル円は一時160.265円まで値を戻している。

 

kurokawa.jpg 外為どっとコム総合研究所
黒川健(くろかわ・たける)
米国Capital Market Services LLCニューヨーク本社および上田ハーロー株式会社でカバーディーラー、プロップディーラーを約20年間務める。2021年9月(株)外為どっとコム総合研究所入社後は、テクニカル分析、ファンダメンタル情報を配信している。
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