11日の香港市場は軟調か。中東情勢の悪化が警戒されそうだ。トランプ米大統領は10日、イランが交渉に時間をかけすぎたとして「その代償を払わなければならない」と自身のSNSに投稿。記者団には前日に続くイラン攻撃の意向を示し、「非常に激しく攻撃する」と語った。米国とイランの交渉が難航するとの懸念が広がり、ホルムズ海峡を通じたエネルギー輸送の停滞が長引くとの見方から原油先物相場が上昇した。
また、前日のNY市場で半導体やハイテク株など人工知能(AI)関連の売りが膨らんだ。週末に控えるスペースXの超大型新規株式公開(IPO)に向けた資金確保が背景にあるとみられる。香港市場でネット・IT株への売りが波及する可能性がある。
10日のNY市場でダウ平均は953米ドル安と反落し、約3週間ぶりに5万米ドルを下回った。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は大幅に続落した。同日の香港株の米国預託証券は、主力株では大型ネット株の美団(03690)、テンセント(00700)、アリババ集団(09988)、欧州金融大手のHSBC(00005)がそろって香港終値を下回って引けた。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
