
午前の為替予想は… ドル円、160円付近で足踏み 米雇用統計に注目
作成日時 :2026年6月5日7時50分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 為替アナリスト 中村勉
ドル円予想レンジ
159.300-160.700円
前日の振り返りとドル円予想
昨日のドル/円は終値ベースでは前日からほぼ横ばい。日銀の追加利上げを巡る観測報道を受けて159.59円前後まで下落する場面も見られたが、市場では日銀の6月利上げと年内の追加利上げをほぼ織り込んでいたことから影響は限定的にとどまり、円買い一巡後は下げ幅を縮小した。中東情勢を巡っては、イスラエルとレバノンの停戦合意を受けて原油価格が下落する中、ドル/円の160円付近は上値が重かった。ただ、レバノンの親イラン組織ヒズボラが停戦の受け入れを拒否していることも伝わり、過度な楽観論は広がらなかったため下値も堅かった。
本日は米5月雇用統計が発表される。複数の米連邦準備制度理事会(FRB)高官がインフレ加速への警戒感を示す中、米労働市場の底堅さを示す結果となれば、FRBの年内利上げへの期待からドルが買われる公算が大きい。ドル/円は引き続き日本政府・日銀による円買い介入に警戒しつつ、4月30日高値の160.73円前後を意識した展開となりそうだ。
今朝 最新のドル/円チャート

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外為どっとコム総合研究所 情報企画部 為替アナリスト中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。
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