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【見通し】株式明日の戦略-前場と後場で雰囲気一変、ただ下落銘柄は多い

2日の日経平均は3日ぶり反落。終値は200円安の66734円。

 東証プライムの騰落銘柄数は値上がり439/値下がり1091。ゲームのハード機を手がける任天堂とソニーGがともに3%台の上昇。米セールスフォースの大幅高がソフトウェア関連を刺激しており、日本オラクルやオービックなどに資金が向かった。原油価格の上昇を受けてINPEXが大幅上昇。製品やサービスの値上げを発表したAGC、キッコーマン、東宝などに強い動きが見られた。

 一方、三菱重工、川崎重工、IHIの防衛大手3社がそろって大幅安。古河電工、住友電工、フジクラの電線大手3社もそろって下落した。今期の営業減益見通しが嫌気された伊藤園が急落。TDKや村田製作所など、直近で騰勢を強めていた電子部品株が利益確定売りに押された。

 日経平均は前場と後場で雰囲気が変わった。ただ、キオクシアHDの株価が大きく変動した影響が大きく、指数が大きく値を戻しても値上がりに転じた銘柄が急増したわけではなかった。プライムの値下がり銘柄は、前引けでは1261銘柄で大引けでは1091銘柄。連日で1000を超える銘柄が下落している。米国株は堅調に推移しているだけに、多くの銘柄がこれを好感できていないのは気がかりだ。あすは植田日銀総裁の講演(17時半~)が予定されており、金曜5日には米国で5月雇用統計が発表される。重要イベントを前にしては、人気の銘柄が利益確定売りに押される展開も想定される。AI関連以外の銘柄の反転が待たれる。

(小針)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ