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FX個人投資家動向|ドル円上昇でショートが大幅増、クロス円はロングが拡大 2026年6月2日

 

前日欧州時間から本日アジア時間にかけてのドル円相場の動向と、FX個人投資家のポジション変化をまとめました。市場参加者の売買傾向を把握し、今後のFX取引の参考にご活用ください。
※本レポートは外為どっとコムの取引サービス「外貨ネクストネオ」のデータを基に作成しています。

作成日時:2026年6月2日 15:40

6月1日〜6月2日のドル円市況|ドル円、中東報道に一喜一憂

6月1日、イランが米国との交渉を停止して、ホルムズ海峡を完全に封鎖するとのニュースに、原油価格が上昇すると、ドル円も159.70円台まで上昇した。5月の米ISM製造業景況指数が好調だったことも、ドル円をサポートした。

その後、ヒズボラはトランプ米大統領にイスラエルとの停戦に同意すると報道されると、それまでのリスク回避姿勢が緩和し、ドル円は159.50円台まで反落した。しかし、同水準では押し目を拾われる動きが強まると、ドル円は159.760円まで上昇した。

本日のアジア時間は、高値警戒感からドル円は早朝こそ159.60円付近へ下げていたが、円売りの流れが強まると、ドル円は159.70円台まで戻した。また、片山財務相は「必要に応じていつでも適切に対応する」と発言したが、市場の反応は限定された。

ドル円 60分足チャート(外為どっとコム外貨ネクストネオ)

FX取引金額と個人投資家ポジション動向、「売り」と「買い」が均衡

取引金額が前日比で19.7%減少、過去20営業日平均比でも35.3%減となり、様子見ムードが強い相場環境が続いた。また、ポジションの変化では、売建玉が前日比4.0%増加した一方、買建玉は4.2%減少し、ドル円の上昇によって個人投資家の目線は売りが優勢になった。

■取引金額
上段:前日比
下段:過去20営業日平均比
■売建玉
上段:前日比
下段:比率
■買建玉
上段:前日比
下段:比率
-19.7% 4.0% -4.2%
-35.3% 49% 51%

※外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の取引量とポジションの円換算金額

市場シェア上位通貨ペア、ドル円が大きくシェアを回復

ドル円(USD/JPY)は80.1%と前日の63.4%から大きくシェアを伸ばした。一方で、それ以外の通貨ペアはほとんどがシェアを失った。

順位 通貨ペア 市場シェア 前日比
1位 USD/JPY 80.1% 16.7%
2位 AUD/JPY 6.4% -0.6%
3位 MXN/JPY 3.4% -6.3%
4位 TRY/JPY 1.8% -1.1%
5位 ZAR/JPY 1.6% 0.5%
6位 EUR/JPY 1.5% -0.7%
7位 GBP/JPY 1.3% -1.7%
8位 EUR/USD 1.2% -1.3%
9位 AUD/USD 1.0% -0.8%
10位 NZD/JPY 0.8% -2.7%

※外貨ネクストネオ取り扱い42通貨ペアのうち、上位10通貨ペア

主要通貨ペアのポジション増減、主要クロス円のロングが増加

ドル円(USD/JPY)は買いポジション(ロング)が19.3%減少した一方、売りポジション(ショート)が9.0%増加した。外為どっとコム社 外貨ネクストネオのドル円のポジション比率はロングが38%、ショートが62%と大きくショートに傾いた。

ドル円上昇の反動で、ユーロ円(EUR/JPY)のロングが26.9%増加、豪ドル円(AUD/JPY)のロングが19.5%増加、NZドル円(NZD/JPY)のロングが22.1%増加するなど、主要なクロス円はロングが増えた。

通貨ペア 売ポジション(Short) 買ポジション(Long)
USD/JPY 9.0% -19.3%
EUR/JPY -4.2% 26.9%
EUR/USD 7.0% 43.4%
GBP/JPY 6.9% -7.7%
AUD/JPY -7.4% 19.5%
NZD/JPY -28.1% 22.1%
ZAR/JPY -21.3% 5.1%
TRY/JPY 18.6% -0.2%
CNH/JPY -4.0% 0.4%
MXN/JPY 18.4% -3.6%
SGD/JPY 2.3% -8.1%

※外為どっとコム「外貨ネクストネオ」主要通貨ペアの前日比ポジション増減

 
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