29日の香港市場は続伸か。米国とイランの戦闘終結に向けた交渉が進んでいるとの見方から米長期金利が低下したことで、投資家が運用リスクを取りやすくなると予想する。米ニュースサイトのアクシオスが28日、米国とイランが停戦期間を60日間延長し、イランの核問題を協議する覚書を交わすことで合意したと伝えた。同日、米長期金利の指標となる10年物米国債利回りは前日比0.04%低い4.44%で終えた。
ハンセン指数は前日に3日続落し、一時は心理的節目の25000ポイントを割り込む場面があった。終値は3月31日以来約2カ月ぶりの安値となっただけに、自律反発を見込む買いが入りやすい。前日の米ハイテク株高を受けた買いが相場を押し上げる展開がありそうだ。
28日のNY株式相場はダウ平均が小幅に続伸し、ハイテク株主体のナスダック総合は6営業日続伸した。ビッグデータ解析などの米データ・サービス会社スノーフレークが予想を上回る決算や強い見通しを発表し、36%高と急騰したことで人工知能(AI)関連株への期待が再燃した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、大型ネット株のテンセント(00700)、アリババ集団(09988)、保険株のAIAグループ(01299)、香港不動産株の長江実業集団(01113)が香港終値を上回って引けた。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
