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【見通し】NY為替見通し=NY休場の閑散取引の中での円買い介入やイラン情勢関連報道に要警戒か

本日のNY為替市場のドル円は、NY市場がメモリアルデーで休場のため閑散取引が予想される中、イラン情勢に関するヘッドラインや本邦通貨当局によるドル売り・円買い介入の可能性に警戒していく展開となる。

 本邦通貨当局は、ゴールデンウィークという東京市場が休場の閑散取引の中で円買い介入を断行しており、本日のメモリアルデー休場の中での円買い介入の可能性に警戒しておきたい。

 イラン情勢に関しては、23日には米国とイランが60日間の停戦延長を含む合意に近づいていると報じられていた。この期間中は、ホルムズ海峡の航行は再開されるほか、イラン産原油の輸出制限が緩和され、イランの核開発計画の抑制に向けた交渉が行われることになる、という早期和平期待を高める楽観的な報道だった。

 しかし、24日にはトランプ米大統領が、イランとの合意を急がないよう担当者に指示したと明らかにした。ホルムズ海峡での米国によるイラン船舶への封鎖措置は「合意が成立し、認証されれ、署名されるまで完全な形で維持される」とトゥルース・ソーシャルに投稿したことで、和平期待に水が差された。
 
 ルビオ米国務長官は、良い合意が得られるか、別の方法で対処‌することになるかのいずれかだと発言している。

 また、イランのペゼシュキアン大統領は「われわれは核兵器の保有を目指していないことを、いかなる協議の場でも世界に保証する用意がある」と楽観的な見解を表明していた。
 さらに、和平に向けた覚書案を巡り、一定の合意に至ったものの、それが早期合意締結を意味するものではないとも述べている。

 本日も、イラン情勢に関する前向き、後ろ向きの報道が錯綜する可能性があるため、ヘッドラインを注視していくことになる。


・想定レンジ上限
 ドル円の上値目処(めど)は、159.34円(5/21高値)

・想定レンジ下限
 ドル円の下値目処(めど)は、157.88円(日足一目均衡表・基準線)


(山下)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ