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【見通し】株式明日の戦略-連日の4桁上昇で史上最高値を更新、来週も買い意欲は旺盛か

22日の日経平均は大幅続伸。終値は1654円高の63339円。米国株高を受けて200円超上昇して始まると、場中も上げ幅を広げる動きが続いた。前日ストップ高となったソフトバンクグループが連日で買いを集めて上昇をけん引。開始直後に62000円を上回ると、ほどなく上げ幅を4桁に広げて前場のうちに次の節目の63000円も上回った。ただ、上に値幅が出ても全面高ではなく、前引け時点ではプライムでは値下がり銘柄の方が多かった。

 指数は後場に入っても買いの勢いが緩むことなく、63000円より上が定着。売り手には分が悪い地合いが醸成される中で、値上がりに転じる銘柄も増えてきた。高いところでは63400円台に乗せて上げ幅を1700円超に拡大。終値で今年5月13日につけた63272円を上回り、史上最高値を更新した。

 東証プライムの売買代金は概算で9兆0900億円。業種別では非鉄金属、情報・通信、ガラス・土石などが上昇した一方、保険、不動産、水産・農林などが下落した。傘下アームの急騰を追い風に、ソフトバンクグループが11.9%高と急騰。半面、証券会社が投資判断を引き下げた平田機工が大幅に下落した。

 東証プライムの騰落銘柄数は値上がり853/値下がり665。海外の大型受注に関するリリースが好感された住友電工が人気化し、同業の古河電工やフジクラにも買いが波及。エヌビディアとの協業観測が報じられた川崎重工が大きく上昇した。TDKや村田製作所など電子部品関連が連日で強く、太陽誘電が2桁の上昇率。米IBMの急騰を手がかりに量子コンピューター関連の注目度が高まり、フィックスターズやHPCシステムズがストップ高となった。

 一方、内需株には売られているものが結構あり、三井不動産や東急不動産など不動産株が軒並み安。鹿島や大林組など建設株も総じて弱かった。前日ストップ安となった楽天銀行がきょうも売られて2桁の下落率。特別調査委員会の設置を発表したフリービットが急落した。

 日経平均は連日の大幅高。きのうときょうはソフトバンクGを筆頭に大型グロース株が強い動きを見せた。改めて今週を振り返ってみると、キオクシアHDの18日のストップ高比例配分が、投資家の買い意欲をしっかり刺激していたように思われる。その手前ではフジクラが急落してAI関連に対する不安が高まっていた。キオクシアがフジクラの二の舞にならなかったことで過度な警戒が後退し、そこにオープンAIの早期IPO観測が出てきてソフトバンクGが息を吹き返したことで、株高の流れが加速した。キオクシアばかりが注目されることはリスクではあるが、しばらくはこの銘柄の基調が強ければ他のAI関連に対する期待も持続するだろう。


【来週の見通し】
 堅調か。日経平均は22日に史上最高値を更新したが、短期間で鋭角的に水準を切り上げただけに、上昇に乗り切れていない投資家は多いと考えられる。急伸の反動が出てきたとしても押し目は拾われる公算が大きく、買い意欲が旺盛な状態が続くだろう。長期金利や原油価格は引き続き相場をかく乱する材料にはなり得る。月末で米国、日本ともに注目度の高い指標の発表がいくつかある。ただ、足元の地合いが急改善したことから、金利低下や原油安が見られた際にはポジティブな反応が大きくなりやすい。米国でもダウ平均が史上最高値を更新してきた中、売りをこなしながらさらに上を試しにいく展開を予想する。

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ