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【見通し】株式明日の戦略-買い先行もAI関連が弱く4日続落、6万円割れを回避できるか

19日の日経平均は4日続落。終値は265円安の60550円。

 東証プライムの騰落銘柄数は値上がり1116/値下がり430。前日決算を受けて急騰したリクルートHDが商いを伴って連日の大幅高。三菱UFJ、三井住友、みずほFGのメガバンク3行が買いを集めた。米ソフトウェア関連の株価上昇を手がかりに、NECと富士通がそろって3%台の上昇。任天堂、コナミG、バンナムHD、サンリオなど、ゲーム・コンテンツ関連に強い動きが見られた。

 一方、米コーニング株の大幅下落に加えて中期経営計画が売り材料となったフジクラが17%安。JX金属や三井金属など非鉄株の多くが売りに押された。アドバンテスト、東京エレクトロン、レーザーテックなど半導体株が軒並み大幅安。広義のAI関連との見方が強まっていた安川電機やファナックなども大きめの下げとなった。前日ストップ高比例配分となったキオクシアHDは小高く始まるも買いが続かず、3%を超える下落となった。

 値上がり銘柄は多かったが、日経平均は3桁の下落。長く日本株の上昇をけん引していたAI関連に逆回転の動きが発生している。値上がり銘柄が多くても日経平均が下げること自体は珍しくはない。ただ、前日までの3営業日で2500円近く下げて値幅の調整がある程度進んでいたにもかかわらず、一握りの銘柄の影響で一段安になってしまうと、投資家は安心して日本株を買えなくなる。20日の米エヌビディアの決算がAI関連の反転材料になってほしいところだが、あすはこの発表を前に身構える1日になると思われる。きのう18日の安値が60376円で、きょうの安値が60256円。6万円を割り込むことなく推移できるかに注目したい。


・提供 DZHフィナンシャルリサーチ