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ドル円午前の為替予想、1ドル160円台 一段高を警戒 2026/4/30

午前の為替予想は… 1ドル160円台 一段高を警戒

作成日時 :2026年4月30日7時30分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 シニア為替アナリスト 神田卓也

ドル円予想レンジ

159.600-161.200円

前日の振り返りとドル円予想

昨日のドル/円は、米国のトランプ大統領がホルムズ海峡の再開をめぐるイラン側の提案を拒否したことで原油価格が上昇する中、160円台に上伸。米連邦公開市場委員会(FOMC)が利下げの再開に慎重な姿勢を示すと160.46円前後まで続伸して3月30日に付けた年初来高値(160.47円前後)にほぼ並んだ。これにより、2024年7月に付けた1986年以来の高値(161.95円前後)が再び射程圏内に入ったと言えるだろう。本日も、イラン情勢とそれによる原油価格の動向がカギになりそうだ。原油価格の上昇は、米国のインフレを助長するとの観点からドルを押し上げる一方、交易条件の悪化への懸念から円の下落材料になりやすい。また本日は、NY市場で発表される米国の3月個人消費支出物価指数(PCEデフレーター)および新規失業保険申請件数にも注目だ。市場予想によるとインフレの加速と雇用情勢の改善が見込まれている。利下げ観測をいっそう後退させるか注目したい。仮に一段とドル高・円安が進めば、本邦財務省筋などから強いけん制発言が出ることも考えられるが、もはや従来通りの「口先介入」に大きな効果は望めないだろう。「実弾介入」への距離感が縮まらない限り、大幅なドル安・円高に振れることは考えにくい。

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外為どっとコム総合研究所 シニア為替アナリスト 神田卓也
外為どっとコム総合研究所 シニア為替アナリスト
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年から外国為替市場に携わる為替アナリスト。証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社し、ドル/円スポット、資金(デポジット)、金利デリバティブなど国際金融商品の取引仲介業務を担当。2009年7月、外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・金融市場の調査・分析に従事。2011年12月より現職。
30年以上にわたる市場経験をもとに、個人FX投資家向けの相場解説・情報発信を行う。テレビ東京「Newsモーニングサテライト(モーサテ)」への出演をはじめ、NHK、日経CNBC、ストックボイスTV、ニッポン放送など、テレビ・ラジオ・新聞・WEBメディアへの出演・取材・コメント実績多数。