今晩はFOMCやパウエルFRB議長記者会見に注目。昨日はダウ平均が25.86ドル安(-0.05%)とわずかながら4営業日続落し、前日に取引時間中と終値の史上最高値を更新したナスダック総合も0.90%安と3営業日ぶりに反落した。チャットGPTを運営するオープンAIの業績低迷を指摘する報道を受けて半導体などのAI関連銘柄が下落したほか、中東情勢の不透明解を背景に原油価格が続伸したことも相場の重しとなった。引け後の動きでは、予想を上回る決算や強い見通しを発表したシーゲート・テクノロジーとNXPセミコンダクターズが時間外でそれぞれ18%高、15%高と急伸し、通期見通しを引き上げたスターバックスも時間外で5%超上昇した。
今晩の取引ではシーゲート・テクノロジー、NXPセミコンダクターズなど好決算発表銘柄の大幅高が見込まれ、ハイテク株を中心に堅調が予想されるが、イラン情勢や原油相場の動向が引き続き注目されるほか、取引時間午後に結果が公表される米連邦公開市場委員会(FOMC)や、その後のパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の定例記者会見が注目される。FOMCでは政策金利の据え置きがよそうされるが、5月の任期満了前の最後の会合となる予定のパウエルFRB議長の記者会見で、今後の金融政策やFRBの独立性を巡る発言が注目される。引け後にはマグニフィセント・セブンの一角のアマゾン、マイクロソフト、アルファベット、メタ・プラットフォームズの決算発表が予定され、決算発表を控えたメガキャップの動向にも注目が集まる。
今晩の米経済指標・イベントはFOMC結果公表、パウエルFRB議長記者会見のほか、3月耐久財受注、3月住宅着工件数、EIA週間原油在庫など。企業決算は寄り前にヤム・ブランズ、バイオジェン、アッヴィ、ブンゲ、引け後にクアルコム、アマゾン、マイクロソフト、アルファベット、メタ・プラットフォームズ、チポトレ・メキシカン・グリル、フォード・モーター、KLAなどが発表予定。(執筆:4月29日、14:00)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
