24日の日経平均は大幅反発。終値は575円高の59716円。
日経平均は米国株安を受けても大幅上昇。史上最高値を更新し、週間では2週連続で4桁の上昇となった。今回の決算に関しては、中東リスクの高まりを受けて見通しが保守的になることを警戒する見方も多い。実際、影響のある企業は少なくないと思われる。ただ、保守的な見通しが多くなったからといって指数が下げるとは限らない。そして、その警戒が強いのであれば、決算発表が本格化する前の今週が弱くなってしかるべき。今週の強い上昇は、日経平均の6万円が通過点になることへの期待を高めている。
【来週の見通し】
堅調か。29日が休場で立ち合いは4日。日銀金融政策決定会合が27~28日、FOMCが28~29日の日程で開催される。ただ、今回はどちらも政策変更はないとみられており、波乱は少なそう。日米ともに決算発表が本格化する中、個別の物色が活況となるだろう。国内ではアドバンテストや東京エレクトロン、米国ではアルファベット、マイクロソフト、アップルなど、注目度の高い企業の多くが発表を予定している。これらの決算反応が良ければ、株買いの流れが加速すると期待できる。反応が悪かったとしても日米株ともに直近の動きが良かっただけに、利益確定の一環と冷静に受け止められる公算が大きい。多くの材料を消化しながら、リスク選好ムードの強い地合いが続くと予想する。
なお、翌週の日程を見ると、東京市場は5月4日(月)から6日(水)までが休場で、金曜5月1日は5連休前となる。日本では連休後も決算ラッシュとなるため市場の空白はそれほど警戒材料にはならないというのがメーンシナリオだが、中東の地政学リスクが著しく高まってしまった場合には、週後半にかけてリスク回避姿勢が強まる可能性がある点には留意したい。
【今週を振り返る】
堅調となった。米国でハイテク株の強い動きが続く中、前の週同様に半導体株やソフトバンクGなど大型グロース株に資金が向かった。日経平均は22日まで3営業日連続で3桁の上昇となって史上最高値を更新すると、23日には一時節目の6万円を上回った。この23日は到達感から急失速して下落で終えたものの、24日には改めて大型グロース株に買いが入って3桁の上昇。史上最高値を更新して週を終えた。なお、日経平均がかなり強かった週で、TOPIXは週間で下落している。日経平均は週間では約1240円の上昇となり、週間では5週連続で陽線を形成した。
【来週の予定】
国内では、日銀金融政策決定会合(~4/28)、配当・優待権利付き最終売買日(4/27)、植田日銀総裁会見、日銀が経済・物価情勢の展望を公表、3月失業率、3月有効求人倍率(4/28)、3月鉱工業生産指数、3月商業動態統計、4月消費動向調査、2年国債入札(4/30)、4月東京都区部消費者物価指数(CPI)、4月新車販売台数、4月軽自動車販売台数(5/1)などがある。
海外の経済指標の発表やイベントでは、米2年国債入札、米5年国債入札(4/27)、米FOMC(~4/29)、米2月FHFA住宅価格指数、米4月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)、米7年国債入札(4/28)、パウエルFRB議長会見、ECB定例理事会(~4/30)、米3月住宅着工件数、米3月建設許可件数、米3月耐久財受注(4/29)、中国4月製造業購買担当者景気指数(PMI)、中国4月RatingDog製造業購買担当者景気指数(PMI)、米1-3月期GDP速報値、米3月個人所得、米3月個人消費支出(PCE)、米3月個人消費支出(PCEデフレーター)(4/30)、米4月ISM製造業景況指数(5/1)などがある。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
