20日の日経平均は反発。終値は348円高の58824円。
東証プライムの騰落銘柄数は値上がり647/値下がり862。米ナスダックの13連騰や傘下アームの大幅高を追い風に、ソフトバンクGが5.5%高。三菱重工、川崎重工のほか三菱電機など、防衛関連のイメージが強い銘柄に資金が向かった。日本経済新聞でレアアースを大幅に減らす技術を開発したと報じられた日産自動車が大幅上昇。安川電機やファナックなどロボット関連に強い動きが見られた。
一方、アドバンテストやTDKなど、先週強く買われた大型グロース株が軟調。17日のNY商品市場で原油価格が大きく下落したことから、INPEX、石油資源開発、出光興産、ENEOSなど、原油との連動性が高い銘柄が大きく売られた。日本郵船、商船三井、川崎汽船の海運大手3社がそろって3%台の下落。前期の利益が計画を下振れたスターシーズが急落した。
日経平均は反発。17日に米国株が大きく上昇した後、土日には米国とイランの戦闘終結期待を後退させるネガティブなニュースが幾つか出てきた。それでも米国株がかなり強い動きとなったことから、終日プラス圏で推移した。3月までは懸念材料があればとりあえず売っておこうという反応が見られたが、今は売り急ぐような動きにはなっていない。
週明けの米国株は大幅高の反動が出てくる可能性があるが、日本株は米株先物の動向から、その可能性をある程度織り込んでいると考えられる。米国株が下げたとしても大崩れしなければ、あすの日本株へのダメージは限定的だろう。ただ、2週間の停戦期限が迫る中で米国とイランの交渉が進展するかどうかが不透明だけに、この点がクリアにならないと腰の入った買いも期待しづらい。きょうは寄った後は方向感が定まらなかったが、あすも同様に様子見姿勢の強い地合いとなる可能性が高い。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
