
4/17(金):中東緊張緩和への期待でドル売り・原油急落
17日のNY市場では、米・イラン間の対立緩和を示唆する報道が相次ぎ、リスクオフのドル買いが大きく後退しました。
緊張緩和の兆し
「19日にパキスタンで協議開催見通し」「米国のイラン資産凍結解除案(200億ドル規模)」などの報道に加え、イランのアラグチ外相がレバノン停戦合意に伴うホルムズ海峡の完全開放を宣言。これにトランプ米大統領も同調したことで、供給不安が後退した原油先物価格が急落しました。
ドルの反落
米長期金利の低下も相まってドル売りが加速し、ドル/円はNY時間に157.593円まで値を下げました。
終盤の動き
下値を確認した後は、戦争終結への期待感から米株式市場が堅調に推移。リスクオンの円売りが優勢となり、158.632円付近まで買い戻されて越週しました。
本日(4/20):事態一転、地政学リスク再燃で159円台へ
週明けのアジア市場では、週末の情勢悪化を受けて一転して「有事のドル買い」が強まる展開となっています。
交渉決裂と海峡再封鎖
週末に予定されていた米・イランの第2回交渉をイラン側が拒否。さらにイランによるホルムズ海峡の再封鎖が報じられました。
軍事的衝突の発生
19日には米海軍がイラン船籍の船舶を攻撃・拿捕したと伝えられるなど、両国の緊張は極限まで高まっています。
ドルの急騰
市場では不透明感からドル買いが加速し、週明けオープンから上昇。ドル/円は直近高値を塗り替え、159.198円まで上値を伸ばしています。
外為どっとコム総合研究所
黒川健
米国Capital Market Services LLCニューヨーク本社および上田ハーロー株式会社でカバーディーラー、プロップディーラーを約20年間務める。2021年9月(株)外為どっとコム総合研究所入社後は、テクニカル分析、ファンダメンタル情報を配信している。
黒川健
米国Capital Market Services LLCニューヨーク本社および上田ハーロー株式会社でカバーディーラー、プロップディーラーを約20年間務める。2021年9月(株)外為どっとコム総合研究所入社後は、テクニカル分析、ファンダメンタル情報を配信している。
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本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。
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