前日欧州時間から本日アジア時間にかけてのドル円相場の動向と、FX個人投資家のポジション変化をまとめました。市場参加者の売買傾向を把握し、今後のFX取引の参考にご活用ください。
※本レポートは外為どっとコムの取引サービス「外貨ネクストネオ」のデータを基に作成しています。
作成日時:2026年4月16日 15:13
4月15日〜16日のドル円市況|片山財務相の発言が尾を引き円高
4月15日、ドル買い戻しが優勢となり、ドル円は159.156円まで上昇した。しかし、片山財務相が「米財務長官と為替についてしっかり議論した」「今まで以上に緊密な連絡を取ることで一致」と発言すると、ドル円は158.748円まで下落した。
本日のアジア時間も、三村財務官が「(為替について)日米で緊密に連携することで合意」と語ったことで、一時158.268円まで下落した。ただ、何か新たな施策が実施されるわけではなく、前日の片山財務相が語った話の焼き直しだったこともあり、ドル円は158.90円付近へ戻した。

FX取引金額と個人投資家ポジション動向、取引金額は大幅減
前日比で2桁のマイナス。中東情勢の目新しいニュースが流れなかったことで、各通貨の動意が鈍った。こうした状況が取引の低下につながった模様。
| 取引金額 | 売建玉 | 買建玉 | |
|---|---|---|---|
| 前日比 | -11.9% | -0.9% | -1.8% |
※外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のポジション円換算金額
市場シェア上位通貨ペア、オセアニア通貨が健闘
ドル円(USD/JPY)のシェアが1.3%減少したのに対して、豪ドル(AUD/JPY)が前日比2.4%増、NZドル円(NZD/JPY)も前日比0.6%増加するなど、オセアニア通貨を取引する個人投資家が多かった。
| 順位 | 通貨ペア | 市場シェア | 前日比 |
|---|---|---|---|
| 1位 | USD/JPY | 73.9% | -1.3% |
| 2位 | AUD/JPY | 7.2% | 2.4% |
| 3位 | MXN/JPY | 4.2% | -0.6% |
| 4位 | GBP/JPY | 2.7% | 0.1% |
| 5位 | TRY/JPY | 2.6% | -1.5% |
| 6位 | EUR/JPY | 2.5% | 0.8% |
| 7位 | ZAR/JPY | 1.6% | 0.5% |
| 8位 | EUR/USD | 1.5% | -0.4% |
| 9位 | AUD/USD | 1.5% | -0.4% |
| 10位 | NZD/JPY | 1.4% | 0.6% |
※外貨ネクストネオ取り扱い30通貨ペアのうち、取引量上位10位
主要通貨ペアのポジション増減|リラ・ランド・ペソの増減目立つ
ユーロ円(EUR/JPY)の買ポジションが28.2%減少したほか、南アフリカランド円(ZAR/JPY)の売りポジションが12%減少した。また、トルコリラ円(TRY/JPY)では、売りポジションが13.1%増加したほか、メキシコペソ円(MXN/JPY)の売りポジションは8.2%増加するなど、新興国通貨でのポジションの入れ替えが目立った。
| 通貨ペア | 売ポジション(Short) | 買ポジション(Long) |
|---|---|---|
| USD/JPY | -1.9% | -2.4% |
| EUR/JPY | 1.0% | -28.2% |
| EUR/USD | 3.0% | 4.5% |
| GBP/JPY | -1.6% | 2.9% |
| AUD/JPY | -0.1% | -5.0% |
| NZD/JPY | 0.8% | 0.3% |
| ZAR/JPY | -12.0% | 0.4% |
| TRY/JPY | 13.1% | 1.0% |
| CNH/JPY | 0.1% | 16.2% |
| MXN/JPY | 8.2% | 0.5% |
| SGD/JPY | 0.1% | 1.5% |
※外為どっとコム「外貨ネクストネオ」主要通貨ペアの前日比ポジション増減
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