
午前の為替予想は… ドル/円、米・イラン協議観測でドル反落、円安圧力は依然残る
作成日時 :2026年4月15日8時00分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 為替アナリスト 中村勉
ドル円予想レンジ
157.900-159.500円
前日の振り返りとドル円予想
昨日のドル/円は終値ベースで約0.4%下落した。米国とイランが近日中に再び和平交渉を開催する方向で調整していると伝わると、中東の地政学リスクが後退。「有事のドル買い」を巻き戻す動きとなり、一時158.60円前後まで下落した。ドル/円は日足一目均衡表の基準線と転換線を終値ベースで下抜けており、短期的には調整が進む可能性も考えられる。この場合は4月8日安値(157.89円前後)を目指して続落することも考えられる。もっとも、テクニカル要因以外で円を買う材料は少ない。米国とイランが再交渉開催を模索しているものの、イランの核開発を巡り双方の主張は依然として大きく隔たったままであり、具体的な合意形成への道筋は見えていない。このため、協議が再開されたとしても、短期的に進展が得られるかどうかは不透明であり、中東情勢をめぐるヘッドラインに一喜一憂する展開が続くだろう。NY原油先物(WTI)価格は依然として1バレル=90ドルを超える水準で推移しており、原油価格の高止まりを背景に日本の交易条件の悪化が意識される中、円が売られやすい地合いは続くとみられる。
今朝 最新のドル/円チャート

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外為どっとコム総合研究所 情報企画部 為替アナリスト中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。
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