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ドル/円、159円を挟んだ値動き続く…米イラン今週中に再協議の可能性、一方でバブ・エル・マンデブ海峡閉鎖の懸念も(今夜のFX予想)2026/4/14 #外為ドキッ(今夜のFX予想)2026/4/13 #外為ドキッ

短期トレード即効チャージ ドル円

「ドル/円」をデイトレードする上でFX個人投資家が事前にインプットしておきたいトレードシナリオなどを、ギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 宇栄原 宗平
X(Twitter) : https://twitter.com/gaitamesk_ueha

『最新のドル/円相場を解説』

最新のマーケット情報まとめ

<相場概況>
ドル円は一時159円を割り込む展開となっている。前日は大きく窓を開けてオープンしたが、本日はこの窓を完全に埋める形となった。159円を割り込んだ後に一時反発したものの、上ヒゲを伸ばして上値の重い状況が継続している。一方、下値についても底堅さが確認されており、全体としては方向感の定まりにくいレンジ相場の様相を呈している。

<相場の方向感を左右するイラン情勢>
現在の相場を最も強く規定している材料は中東情勢、とりわけ米国・イラン間の緊張をめぐる動向だ。直近では米国がホルムズ海峡を事実上「逆封鎖」したことが報じられており、これに対しサウジアラビアが早期の封鎖解除を米国に要請した。その背景には、イランがバブエルマンデブ海峡をも閉鎖するリスクへの懸念がある。ホルムズ海峡とバブエルマンデブ海峡の両方が通航不能となれば、原油輸送ルートが二重に遮断されることになり、原油価格の一段の高騰を招く恐れがある。

ただし、対話継続への期待もドルの押し上げを抑制している。バンス副大統領は米イラン第1回和平交渉について「一定の進展があった」と発言しており、第2回交渉への期待感からドル売り・原油売りが先行している面もある。イラン側もペジェシュキアン大統領が「交渉継続の用意がある」と表明しており、完全な決裂には至っていない。こうした「先行き不透明感のくすぶり」が、上値の重さと下値の硬さを同時に生み出している構図だ。

<本日の注目材料:米3月PPI>
経済指標面では、日本時間21時30分に米国3月の生産者物価指数(PPI)が発表される。市場予想は前年比+4.6%、コアが+4.1%と、いずれも伸びの加速が見込まれている。トランプ関税の影響と原油価格の高騰が複合的に押し上げ要因として作用しているとみられる。

PPIはCPIの川上に位置するインフレ指標であり、PPIの上昇は将来的なCPIの上振れを示唆する。仮に今回のPPIが市場予想を上回れば、インフレ継続懸念からドル買いが強まる可能性がある。一方、予想を下回った場合は一時的なドル売りが先行するものの、前回CPIの動向と同様に底堅く推移するシナリオも視野に入れておく必要がある。

<本日のまとめと注目ポイント>
イラン情勢を巡る新たなヘッドラインが飛び出さない限り、ドル円は158.50〜159.50円のレンジ内で方向感を探る展開が続く公算が大きい。上抜けた場合は160.00円が、下抜けた場合は158.00円が次の意識されるレベルとなる。本日の注目点は21時30分の米3月PPIであるが、それ以上にニューヨーク市場の時間帯でトランプ大統領がイラン情勢に関してどのような発言を行うかが、値動きを左右する鍵を握っている。イラン関連のヘッドラインには引き続き細心の注意が必要だ。

<ドル/円チャート 15分足>

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uehara.jpg 外為どっとコム総合研究所 情報企画部 為替アナリスト
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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