東京市場は不安定か。11日にパキスタンで開催された米国とイランの直接交渉が不調に終わったことが伝わっており、神経質な展開が想定される。10日の米国株はこの交渉を前に様子見姿勢が強まり、ダウ平均とS&P500が下落、ナスダックが上昇と方向感が定まらなかった。米3月消費者物価指数は市場予想並みの結果となり、利下げに対する期待は高まらなかった。ドル円は足元159円80銭近辺で推移している。CME225先物は大阪日中終値と比べて円建てが525円高の57385円、ドル建てが530円高の57390円で取引を終えた。
ネガティブなニュースを東京市場で最初に消化するだけに、売りが先行すると予想する。ただ、交渉の難航自体は予想されていたし、進展がなかった分、今後に再交渉の余地もある。先週の日経平均は、大型グロース株がけん引役となって週間で7.2%高(3800円高)と大きく上昇した。反動は出てくるだろうが、下に値幅が出れば押し目は拾われると考える。続報にも注意を払う必要がある中、強弱感が入り交じって荒い動きが続くだろう。日経平均の予想レンジは55500-57500円。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
