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【見通し】NY為替見通し=ドル円、イラン戦争や原油価格動向、トランプ大統領発言に要警戒か

本日のNY為替市場のドル円は、イラン戦争や原油価格の動向を注視しながら、日米首脳会談後のトランプ米大統領の発言などに警戒していく展開となる。

 ドル円は、160円という心理的な節目を前に、159.90円までの高値を付けたものの、「抱き線(アウトサイド・デイ)」により反落して、日足一目均衡表・転換線158.59円を下回って、157.51円まで下値を広げた。
 しかしながら、日足一目均衡表・基準線の156.25円が支持となり、依然として「三役好転」の買い時代は続いており、中東有事のドル買いは終息していないことで、引き続き予断を許さない状況が続くことになる。

 昨日開催された日米首脳会談では、市場に影響のある発言は聞かれなかったものの、引き続き、トランプ米大統領による突発的な発言やドル高・円安への言及には警戒しておきたい。

 WTI原油先物価格は、イスラエルのネタニヤフ首相がイラン戦争の早期終結見通しに言及したこと、欧米諸国によるホルムズ海峡運航再開への協力姿勢などからタンカー運航が再開しつつあるとの報道などで、95ドル±2ドル前後での値動きとなっているが、引き続き関連ヘッドラインには警戒しておきたい。

 また、トランプ米政権は、1月3日(土曜日)のベネズエラのマドゥロ大統領急襲、2月28日(土曜日)のイラン空爆など、週末の土曜日に突発的に地政学リスクを高めてきたことで、今週末にかけてのリスクには警戒しておきたい。


・想定レンジ上限
 ドル円の上値目処(めど)は、159.90円(3/18高値)

・想定レンジ下限
 ドル円の下値目処(めど)は、157.28円(3/10安値)


(山下)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ