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【見通し】NY為替見通し=中東情勢にらみつつの神経質な状態が続きそう

NYタイムは、2月米中古住宅販売件数の発表が予定されている。しかし中東情勢をにらんだ原油相場の動向が焦点になりやすい現状では、同指標がマーケットに与えるインパクトは限られるだろう。

 「有事のドル買い」の流れはいったん落ち着いており、ドル円は一時157円前半まで下押しが進んだ。その動きにも一巡感が生じており、157円後半へ揺り戻されている。米国・イスラエルとイランの軍事衝突の行方を眺めつつの神経質な状態が続くことが予想される。

 トランプ米大統領からは「イランに関する作戦、かなり早く完了する見込み」との声も聞かれたが、戦争状態の早期終結を目的とした一層の戦闘激化を伴う作戦であれば、マーケットの不安をさらにあおる可能性もある。イランが敵の政治面や経済面での疲弊を誘うため持久戦を意識した戦い方へより軸を移していくとの見方もある。

 いずれにしろ事態の早急な収束を確信することはできない状態。マーケットが不安定に振れやすい状態が続くとみる。


・想定レンジ上限
 ドル円の上値めどは、9日高値158.90円。

・想定レンジ下限
 ドル円の下値めどは、5日安値156.46円。

(関口)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ