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【見通し】株式明日の戦略-売りをこなして3桁上昇、今週は大幅安も来週は戻りを試すか

6日の日経平均は続伸。終値は342円高の55620円。米国株安を受けて、寄り付きは600円を超える下落。いったん急速に戻すも下げ幅を2桁に縮めたところで売り直され、10時台半ばには700円を超える下落となった。しかし、54500円台に入ったところで鋭角的に切り返すと、プラス圏に浮上して200円を超える上昇で前場を終了。後場は上げたり萎んだりを繰り返しながら、じわじわと水準を切り上げた。終盤には400円超上昇する場面もあり、高値圏で取引を終えている。グロース250指数が開始早々にプラス転換しており、2.8%高と強い動きを見せた。

 東証プライムの売買代金は概算で7兆3600億円。業種別では情報・通信、精密機器、その他金融などが上昇した一方、非鉄金属、鉱業、石油・石炭などが下落した。昼休みに日経電子版でデンソーによる買収観測が報じられたロームがストップ高。後場の取引時間中には値が付かなかった。半面、買収に伴う財務負担への警戒から、デンソーは後場に入って大幅安となった。

 東証プライムの騰落銘柄数は値上がり757/値下がり787。2月に売り込まれていた銘柄に見直し買いが入っており、NECと富士通がともに5%を超える上昇。マネーフォワード、フリー、Sansanなどが急伸した。東宝やサンリオなどコンテンツ関連が大幅上昇。創業105周年の記念配当実施および株主優待の導入を発表した水戸証券が、後場に入って急騰した。

 一方、米国で同業の株価が大きく下落したことを受けて、フジクラが大幅安。三井金属、住友鉱山、東邦亜鉛など非鉄金属株が弱かった。原油高が意識される中でもINPEX、出光興産、コスモエネルギーなどが軟調。ポッカサッポロ社の自動販売機事業継承などを発表したライフドリンクは、買いが先行したものの失速して9%近い下落となった。

 今週の週間騰落率を見ると、日経平均が5.5%安、TOPIXが5.6%安、スタンダード指数が2.5%安、グロース250指数が0.9%安となっている。日経平均とTOPIXは同程度の下落率で、大型株はグロース、バリュー問わず、まんべんなく売られたことが見て取れる。一方で、日経平均やTOPIXと同様に先週まで高値更新基調が続いていたスタンダード指数は両指数ほどは下げておらず、グロース250指数は1%未満の下げにとどまっている。リスクオフに傾いた中で、中小型株はかなり健闘している。来週は、ANYCOLOR、タイミー、GENDAなど、注目度の高い企業が決算発表を予定している。これらを材料に中小型株物色が盛り上がる展開に期待したい。


【来週の見通し】
 戻りを試すか。引き続き中東に関するニュースに一喜一憂することになると思われる。メジャーSQ週で、指数の動きは荒くなる可能性がある。ただ、日経平均は3月序盤で値幅の調整が一気に進んだ。売り一巡後には押し目買いも入っており、中東リスクに関しては、ある程度織り込みが進んでいると考える。翌週にはFOMCと日銀金融政策決定会合が控えており、一段安になった場合には、中央銀行からマーケットに配慮したメッセージが出てくることへの期待が高まる。上げ下げあるだろうが下値が堅くなることで、週間ではプラスで終えると予想する。

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ