週明け2日の香港市場は反落か。中東の地政学リスクの高まりを嫌気する売りが先行しそうだ。米国とイスラエルが2月28日にイラン攻撃を開始し、イランはカタールやサウジアラビアなどの米軍施設などを報復攻撃した。トランプ米政権が同国の体制転換を目指すと伝わるなか、イランの最高指導者ハメネイ氏が死亡し、紛争の先行き不透明感が強い。
前週末発表の1月の米卸売物価指数(PPI)が市場予想を上回る上昇率だったことで、米連邦準備理事会(FRB)が追加利下げに慎重になるとの観測が広がれば、相場に重荷になり得る。一方、決算発表や業績見通しを手掛かりとする個別物色は引き続き活発と予想される。2月27日大引け後に業績を発表したハンセン指数構成銘柄の信義ガラス(00868)、信義光能(00968)の値動きが注目される。
2月27日のNY株式相場はダウ平均が4日ぶりに反落し、ハイテク株主体のナスダック総合は続落した。予想を上回る決算やガイダンスを発表したエヌビディアが大幅に続落し、英国の住宅ローン会社の破綻を受けたプライベート金融関連銘柄が下落して相場の重しとなった。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、大型ネット株のアリババ集団(09988)、テンセント(00700)、美団(03690)、金融株のHSBC(00005)、中国建設銀行(00939)、AIAグループ(01299)が香港終値を下回って引けた。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
