27日の日経平均は4日続伸。終値は96円高の58850円。
きょうの日本株の動きは強い。序盤に半導体株の多くが派手に下げたにもかかわらず、動じることなく幅広い銘柄に買いが入った。そして半導体株に連れ安する銘柄がほとんどなかったことで、次第に半導体株も下げ渋った。きょうの動きが良かった銘柄の中で、ソニーG、NEC、任天堂、サンリオなどは、中期の視点ではまだ安値圏に位置している。上昇余地がありそうな銘柄が多いだけに、日本株のラリーはここでは終わらないだろう。
【来週の見通し】
堅調か。3月相場に突入する。直近で非常に強い動きが見られたところで月が変わるだけに、月初の反動には注意を要する。ただ、下げる場面があれば、押し目を待っていた投資家の買いが入るだろう。金曜6日の米国では2月の雇用統計が発表されるが、現時点ではドル円や米長期金利は比較的落ち着いている。日本株は長く調整していた銘柄の多くが切り返すなど、物色の裾野が広がっている。円安が進めば外需、円高が進めば内需、米金利が低下すればハイテク、米金利が上昇すれば金融が選好されるといったように、外部環境に順応しながら良好な地合いが続くと予想する。
【今週を振り返る】
堅調となった。連休明け24日の日経平均は、小安く始まったもののプラス転換して500円近い上昇。電線株や半導体株に強い動きが見られた。25日は日銀審議委員の人事案に関するニュースが利上げ後ずれ期待を高め、1200円を超える上昇。58000円を上回り、史上最高値を更新した。26日は59000円の節目を上回った後に急失速したものの、3桁の上昇。27日は米エヌビディアの大幅安を受けて半導体株が弱く一時600円超下落したものの、多くの銘柄に買いが入ってプラスで終えた。日経平均は今週負けなしの4日続伸で、週間では約2024円の上昇。週足では実体の長い陽線を形成した。
【来週の予定】
国内では、2月新車販売台数、2月軽自動車販売台数(3/2)、1月失業率、1月有効求人倍率、2月マネタリーベース、10年国債入札(3/3)、2月消費動向調査(3/4)、30年国債入札(3/5)などがある。
企業決算では、伊藤園、ピープル(3/2)、ダイサン、エイケン工業(3/3)、内田洋、DyDo(3/4)、積水ハウス、タカショー、ティーライフ(3/5)、ハイレックス、泉州電、日駐、ソフトウェアサー、アイル、ロックフィール、日本スキー、ファースト住、日ハウスHD、ゼネパッカー、アスカネット、大和コン(3/6)などが発表を予定している。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
