
翌日のイベントをダイジェスト形式で手短にお伝えします。
※経済指標は、発表者の都合により日時が急きょ変更になる可能性もあります。※市場コンセンサスは、時間経過とともに変わることがあります。
更新日時:2026年2月25日 19時00分
オーストラリア 10-12月期民間設備投資|9:30発表
民間設備投資は、企業の将来に対する投資意欲や景況感を映す指標であり、豪州の国内総生産(GDP)の先行指標としても注目される重要指標です。
発表数値の確認
- 前回(7-9月期):6.4%
- 市場予想(10-12月期):0.0%
注目ポイント
今回の焦点は、前回(7-9月期)に記録した6.4%という極めて高い伸びからの急減速を、市場がどう評価するかです。0.0%という予想は、前回の反動減(一服感)に加え、高金利環境の継続が企業の追加投資を抑制している可能性を反映しています。
もし予想通り0.0%付近に留まれば、景気に対してピークアウト感が意識されやすくなる可能性はあります。一方で、前回の大幅プラスに続き今回もプラス圏を維持できれば、豪州経済の極めて強い底堅さを示すサプライズとなると見られます。
FX視点
予想通りの結果
前回が突出して強かったため、横ばい(0.0%)であっても「想定内の調整」と受け止められ、反応は一時的となる可能性があります。ただし、GDP成長率への寄与が限定的になるとの認識から、豪ドルの上値は重くなりやすいでしょう。
強い結果だった場合
前回の大幅増に続き、今回もプラス(例:0.5%以上など)を維持した場合、「豪州経済は極めて堅調」との確信が強まります。RBA(豪準備銀行)の利下げ観測が大きく後退し、豪ドル買い(対円・対ドル)が加速すると予想されます。
弱い結果だった場合
前回が強すぎた反動でマイナス圏に沈んだ場合、投資サイクルの暗転が懸念されます。早期利下げへの期待が再燃し、豪ドルは主要通貨に対して売られやすくなるリスクがあります。特に前回値との落差(6.4%→マイナス)が大きいため、ネガティブ・サプライズには警戒が必要です。
南アフリカ 1月生産者物価指数(PPI・前月比)|18:30発表
PPIは生産段階の価格変動を捉える先行指標であり、物価の川下側であるCPIや、SARB(南アフリカ準備銀行:中銀)の政策判断に影響を与える重要データです。
発表数値の確認
- 前回(12月):0.2%
- 市場予想(1月):0.0%
注目ポイント
1月は前回の小幅上昇から横ばいが見込まれ、エネルギー価格や電力供給制約によるコスト変動が焦点となります。PPIの鈍化が確認されればインフレ圧力の後退が意識され、SARBの利下げ議論を後押しする可能性があります。
FX視点
予想通りの結果
インフレ沈静化の流れが確認され、ランドの反応は限定的ながら利下げ期待を支える材料となります。
強い結果だった場合(予想を上回るプラス)
インフレの粘着性が意識され、SARBの利下げ期待の後退を背景にランドは買われやすい展開が考えられます。
弱い結果だった場合(マイナス圏への下落)
マイナス圏に落ち込めば景気減速懸念が強まり、早期利下げ観測を通じてランド売りが優勢となるリスクがあります。
アメリカ 新規失業保険申請件数(2/21週分)|22:30発表
新規失業保険申請件数は、解雇動向を即時に捉える労働市場の先行指標であり、FRBの政策判断に影響を与える高頻度データです。
発表数値の確認
- 前回(2/14週):20.6万件
- 市場予想(2/21週):21.6万件
注目ポイント
予想は21.6万件と小幅な増加が見込まれるものの、依然として歴史的低水準にあります。直近の改善傾向が続くのか、それとも企業の雇用抑制を通じて、改善傾向が一服するのかが着目されそうです。
FX視点
予想通りの結果
労働市場の緩やかな正常化と受け止められ、為替への影響は限定的ながら、ドルの上値を抑えやすい展開となります。
強い結果だった場合(件数が予想より少ない)
雇用の底堅さが意識され、利下げ観測の後退とともにドル買いが優勢となります。
弱い結果だった場合(件数が予想より多い)
景気減速懸念が強まり、早期利下げ観測を通じてドル売りが出やすい展開となります。

※Bloombergのデータを基に作成
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