
「ドル/円」をデイトレードする上でFX個人投資家が事前にインプットしておきたいトレードシナリオなどを、ギュッとまとめました。
執筆:外為どっとコム総合研究所 宇栄原 宗平
X(Twitter) : https://twitter.com/gaitamesk_ueha
『最新のドル/円相場を解説』
最新のマーケット情報まとめ
<東京市場の値動き>
・衆議院選挙結果を受けて値動きが荒い展開
・円安方向に窓開けオープン(157円60銭台)
・その後円買いに傾き156円10銭台まで反落
<円高に振れた3つの要因>
・織り込み済みの選挙結果
先週時点で自民党圧勝が多くのメディアで報道
選挙結果をある程度織り込み済み
選挙終了後、次の材料に向けて手仕舞いの売りが発生
・為替介入への警戒感(最大の要因)
高値157円後半はニューヨーク連銀がレートチェックしたと思われる水準
片山財務相が日曜日のテレビ番組で「必要であれば月曜日に金融市場とコミュニケーションを取る」と発言
三村財務官が「市場とは常に対話している」「高い緊張感を持って注視」と牽制発言
・財政拡大への歯止めがかかるとの思惑
・自民党大勝により消費税減税が実施されない可能性への思惑
・自民党単独で法案通過可能となったため、党内で意見が分かれる消費税減税を見送るのではないかとの見方
・ただし、公約として掲げた以上、期待を裏切るリスクの方が高いのでは
<テクニカル分析>
・週足チャート
13週線、26週線、52週線が全て上向きで強気のパーフェクトオーダー維持
13週線が現在サポートとして機能
・日足チャート
20日線がサポートとして意識されている
RSIは50ライン付近、ここをサポートに切り返す可能性
80日線、200日線がサポートライン
<今後の注目ポイント>
・当日(月曜日)
----- :高市氏の記者会見
27時30分:ウォラーFRB理事
28時30分:ミランFRB理事
29時15分:ボスティック・アトランタ連銀総裁
<今週の重要イベント>
・火曜日:12月小売売上高(米国)
・水曜日:1月雇用統計(米国)★メインイベント
・金曜日:1月消費者物価指数(米国)
・ 田村日銀審議委員の講演
<結論>
・高市政権による積極財政が進みやすくなったことは変わらないことから、財政懸念は依然くすぶっており、トレンド的には円売り基調に変化なし。一時的な円高でも下値は堅く、買い支えられやすい
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外為どっとコム総合研究所 情報企画部 為替アナリスト宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」、ラジオ(ニッポン放送)でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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