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FX分析「衆院選『円安ホクホク』発言でどうなる?新FRB議長ならドル高か」ドル円見通し 2026/2/2 #外為ドキッ

 

ドル円今週の予想

次期FRB議長人事が波乱の幕開け?介入警戒と衆議院総選挙ムードが交錯

週明けのドル円は155円台で始まり、米国のトランプ大統領がケビン・ウォーシュ氏を次期FRB(米連邦準備制度理事会)議長に指名したことを受け、トランプ政権下の財政拡大によるインフレ懸念から、米長期金利が上昇し、ドルが買われる展開となりました。

一方で、1月28日のFOMC(米連邦公開市場委員会)では政策金利の据え置きが決定されました。 米国のインフレ率は、CPI(消費者物価指数)が前年比+2.7%、FRBが重視するPCE(個人消費支出)デフレーターも前年比+2.8%(11月時点)と、依然として目標の2%を上回っています。

国内では、2月8日に迫った衆議院総選挙に加え、米当局による「レートチェック」(為替介入の準備段階とされる市場調査)が観測されたこともあり、日本政府・日銀による円買い介入への警戒感が、ドル円の上昇を抑える要因となっています。 さらに、高市首相による「外為特会(政府の為替介入資金)の運用が好調」との趣旨の発言が、為替を巡る議論をさらに政治的なものにしています。

なぜ今ドルが買われるのか?FRB新体制への期待と「行き過ぎた利下げ観測」の修正

現在ドルが買われている背景には、主に2つの理由があります。

1. 次期FRB議長指名による期待の変化: ウォーシュ氏の指名を受け、市場が「FRBはより金融緩和に積極的になるかもしれない」と考えを改めたこと。
2. 行き過ぎた観測の修正: FOMCが政策金利を据え置いたことで、これまで市場にあった「FRBはすぐに大幅な利下げに踏み切る」という見方が行き過ぎだったと修正されたこと。

この2つが同時に起こったことで、再び日米の金利差が意識され、ドル円相場を下支えしています。

政治が為替を揺さぶる時代へ:米FRB議長人事と高市首相の「ホクホク発言」の深層

まず米国では、トランプ大統領がウォーシュ氏の次期FRB議長指名を正式に発表しましたが、議会での承認プロセスは不透明感が残ります。 この政治的な動きが、金利やドル相場の変動性を高める要因となっています。政治と金融政策の距離感が、市場の新たなテーマとして浮上していることがうかがえます。

一方、日本では高市首相が街頭演説で「外為特会の運用が、今はホクホク状態」と発言し、後にSNSでその真意を説明しました。 2月8日の総選挙を前に、為替の問題が政治的な争点となり、円安を容認していると受け取られかねない発言として波紋を広げました。 これにより、財務省や日銀による円買い介入への警戒感が一層強まっています。米国でも1月23日にニューヨーク連銀がレートチェックを実施したと報じられ、日米が協調して為替相場に影響を与えようとしているのではないか、との思惑も広がりました。 このような政府・中央銀行関係者の発言や動きは、時に経済の基礎的条件(ファンダメンタルズ)を上回る影響力を持ち、相場の上値を重く、また不安定にするため注意が必要です。

 

市場心理をデータで読む:為替介入リスクと投機筋のポジションが示す未来

先週、米当局によるレートチェック観測をきっかけに円が急伸する場面がありましたが、その後は再び値を戻すなど、市場は常時、為替介入のリスクを織り込みながら動いています

シカゴの通貨先物市場における投機筋(Non-Commercial)のポジションを見ると、円の売り越し(ドル買い・円売り)は一時的に解消されましたが、直近では再び売り買いが拮抗し、小動きになっています。 これは、円を売っていた投資家が突発的な円高で損失を避けるために買い戻す動き(ショートスクイーズ)の勢いが弱まったことを意味します。一方で、再びドル高が進む場面では、新たに円を売る動きが出やすいため、金利のニュースや当局の発言次第で、上下どちらにも大きく振れやすい不安定な状況が続きそうです。

今後のドル円予測

【今後のドル円予測】3つの不確実性が相場を支配する!

今後のドル円相場は、主に3つの不透明な要因に左右されるでしょう。

1. FRBの舵取り: ウォーシュ氏が本当に次期議長に就任するのか、そして就任した場合、どのようなペースで利下げを目指すのかは、上院での承認手続きを含め、まだ分かりません。この不確実性そのものが、米長期金利の動きを通じてドル円のトレンドを左右します。
2. インフレの動向: 米国のインフレ率は鈍化傾向にありますが、月ごとの指標には依然として根強さが見られます。そのため、「緩やかな利下げ」という市場の期待は、経済指標の結果一つで簡単に揺らぎます。
3. 日本の政治情勢: 衆院選の前後に、政府・日銀が言葉による牽制(口先介入)や実際の為替介入に踏み切るかどうかの警戒感が続きます。 高市首相の発言に象徴されるように、為替政策、財政、経済成長戦略が複雑に絡み合う状況も、新たなリスク要因として注目されます。

今後の重要イベント・経済指標

  • 2月2日(月): 米1月ISM製造業景況指数
  • 2月4日(水): 米1月ADP雇用統計
  • 2月6日(金): 米1月雇用統計
  • 2月8日(日): 日本 衆議院総選挙 投開票

テクニカル分析 - USD/JPY日足チャートの詳細解説

テクニカル分析チャート

直近のドル円は152.09円から155円台まで反発しましたが、10日移動平均線(MA10、約155.3円)が上値抵抗線として機能しており、依然として下向きです。RSI(相対力指数、期間9)は売られすぎの水準から40台前半まで回復しましたが、まだ本格的な上昇を示す50には届いていません。

今後の値動き予測:上昇・下落パターンのシナリオ

上昇パターン:
終値で10日移動平均線を超え、さらに156円を突破できれば、上昇の勢いが拡大する可能性があります。その場合、次の目標は156.5円、そして157円台前半が視野に入ります。RSIが50を超えて安定的に推移するようになると、上昇トレンドへの転換が意識されます。

下落パターン:
10日移動平均線に頭を抑えられ、154.5円を割り込むと、再び売りが優勢になるでしょう。153円台前半を割り込むと、直近安値の152.09円を再び試す展開が考えられます。RSIが40を割り込み、30に近づくようであれば、下落基調の継続を示唆します。

具体的な売買戦略のヒント

短期的な売買判断は、「10日移動平均線」と「RSI(9)」を組み合わせて行うのが実践的です。買いを検討するなら、ローソク足の終値が10日移動平均線を明確に上抜き、翌日もその水準を維持し、かつRSIが50を超えるのを確認してからでも遅くはありません。逆に、10日移動平均線で上昇の勢いがなくなり、実体が154.5円を下回り、同時にRSIが40未満に沈むようなら、戻り売りの好機と判断できます。その際の利益確定の目安は、153円台で機動的に行うのが良いでしょう。現在のレンジの中間である155円~156円では方向感が出にくいため、どちらかに明確なサインが出るまで待つのが安全策と言えます。

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