21日の香港市場は続落か。前日のNY市場で主要株価指数が大幅に下落し、長期債相場も続落した流れを引き継ぐと予想する。デンマーク自治領グリーンランドを巡る米国と欧州の対立が強まるなか、運用リスク回避する売りが出そうだ。米長期金利の上昇も懸念材料となるだろう。
トランプ米大統領が17日、米国がグリーンランドを取得するまで欧州8カ国からの輸入品に10%の追加関税をかけ、6月1日から25%に引き上げると発表。また、フランス産ワイン・シャンパンに200%関税を課す考えを示した。欧州が報復措置を検討し、デンマークの年金基金が米国債投資から撤退すると報じられた
もっとも、売り一巡後は下げ渋る展開も想定される。米ドル相場の下落を受け、香港を含む新興国市場へ資金が流入するとの思惑買いが入りやすい。ハンセン指数の20日移動平均線(20日終値時点で26285394ポイント)が下値のめどとして意識されそうだ。
連休明け20日のNY株式相場はダウ平均とナスダック総合が大幅に続落した。下落率はともに昨年10月10日以来の大きさとなった。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は大型ネット株のテンセント(00700)、美団(03690)、アリババ集団(09988)や保険株のAIAグループ(01299)と中国平安保険(02318)、取引所運営の香港証券取引所(00388)が香港終値を下回って終えた。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
