本日のロンドン為替市場のユーロドルは、短縮取引のためロンドン・フィキシングがなく、フランスも短縮取引、ドイツやスイス市場が休場となるため動きづらい展開が予想される。
本日の注目ポイントはウクライナ戦争の停戦協議の行方となるが、トランプ米大統領、プーチン露大統領、ゼレンスキー・ウクライナ大統領による三者会談までには安全保障や領土問題での隔たりが大きいことで難航が見込まれている。
ゼレンスキー・ウクライナ大統領によれば、「米国、ウクライナの安全の保証で100%合意している。米国、欧州、ウクライナの安全の保証ではほぼ合意している」とのことである。
未解決問題としては、ウクライナ東部の領土の地位、将来の安全の保証、ロシアが占拠する原子力発電所の行方などが残されている。
しかし、ウクライナには戦争終結に向けた協議を継続する意思があると強調し、プーチン露大統領とのいかなる形式での会談にも応じる用意があると表明している。
一方、プーチン露大統領は、公邸にウクライナが攻撃を試みたと主張し、トランプ米大統領に対して、和平交渉におけるロシアの立場を見直す考えを示唆した。
さらに昨日、ロシア国防省は、核搭載可能な中距離極超音速弾道ミサイル「オレシュニク」を同盟国ベラルーシに実戦配備したとする動画を公表した。
ロシアは、表面上は、停戦協議のテーブルに着いているものの、裏では攻勢を強めつつあるため、予断を許さない年末・年始となっている。
想定レンジ上限
・ユーロドル:1.1808ドル(12/24高値)
・ユーロ円:184.92円(12/22高値=年初来&史上最高値)
想定レンジ下限
・ユーロドル:1.1678ドル(日足一目均衡表・基準線)
・ユーロ円:182.51円(日足一目均衡表・基準線)
(山下)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
