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【見通し】ロンドン為替見通し=実質欧州取引最終日、焦点はロンドン・フィキシング

明日はドイツやスイス市場が休場になり、英国やフランスは短縮取引になる。英国が短縮取引となることでロンドン・フィキシングは基本的になく、本日が実質的には取引最終日ともいえる。ロシアとウクライナとの和平交渉など、今後の展開が読めないことがあるものの、本日の焦点はロンドン・フィキシングになるだろう。

 昨日のロンドン・フィキシングでは、ユーロ売り・ドル買いが散見された。また、昨年の年末前日も同様にドル買いが優勢になっている。昨年は米金利の低下で一時1.04ドル半ばまでユーロ買い・ドル売りが進んでいたが、フィキシング前に徐々に上値を切り下げ、1.0370ドル台までユーロ売り・ドル買いが進んだ。例年同じドル買いになるとは限らないが、いずれにしろ神経質な動きになりそうだ。

 ウクライナとロシアをめぐる停戦協議だが、ウクライナ・欧州と米国には依然として溝があるのは確かだ。トランプ米大統領にとっては、ウクライナにあるレアアースの利権獲得を目指していることで、ロシアの要求するウクライナの一部を領有することには前向きだ。しかし、ウクライナや欧州各国からすると、力ずくで領土拡大を一度でも許すと、これまでの世界大戦と同じ道を歩むことが明白で了承することは難しいだろう。更に、昨日ロシアは「ウクライナがプーチン大統領の公邸に対するドローン攻撃を試みた」と主張しているが、ウクライナが完全に否定するなどデマゴーグ合戦が頻繁におこっている。両国の和平を期待するのは時期尚早とも言えそうだ。

 なお、本日は欧州各国からは主だった経済指標の発表は予定されていない。

 ・想定レンジ上限
 ユーロドル:9月18日高値1.1848ドル。

・想定レンジ下限
 ユーロドル:日足一目均衡表・雲の上限1.1694ドル。


(松井)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ