東京市場は堅調か。先週末の米国株は上昇。ダウ平均は472ドル高の47207ドルで取引を終えた。9月消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回る結果となり、利下げ継続に対する期待が高まって株式には資金が向かう展開。3指数がそろって史上最高値を更新する強い動きとなった。ドル円は足元153円10銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが225円高の49545円、ドル建てが315円高の49635円で取引を終えた。
米国株の強い上昇を好感した買いが入ると予想する。市場予想を下回るCPIを受けても米10年債利回りは横ばい程度で、ドル円は円安(ドル高)傾向が続いている。米国ではエヌビディアやAMDなど半導体株の動きが良く、国内でもハイテク株が上昇を先導すると見込まれる。今週のFOMC(28~29日)を無難に通過できるとの見方が強まる中、場中は下げづらく上げやすい地合いが続くだろう。日経平均の予想レンジは49400-49900円。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
