ドル円・週足は上影陽線引け。前週は窓を開けて始まると連騰が続いたが、153.27円で上昇が一服すると151円台前半まで押し戻されて引けた。もっとも、週足一目均衡表・転換線は基準線を上回り、一目・遅行スパンは実線を上回り、雲の上で引けたことで、三役好転が点灯している。
今週も引き続き雲の上限150.77円を念頭に置きつつ、三役好転が点灯した勢いが続くか注目したい。目先は前週高値がポイントであり、明確に上抜けるようならば2月以来となる154円台を意識した動きが想定される。ただし、雲の上限を割り込む場合は雲の下限148.63円まで下値余地が拡大する恐れがある点には注意したい。
レジスタンス3 155.89(2/7週高値)
レジスタンス2 154.80(2/14週高値)
レジスタンス1 153.27(10/10週高値)
前週終値 151.19
サポート1 150.00(心理的節目)
サポート2 149.38(週足一目均衡表・転換線)
サポート3 148.63(週足一目均衡表・雲の下限)
(川畑)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
