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【見通し】株式明日の戦略-生成AI関連が崩れて大幅安、来週は上値が重いか

26日の日経平均は4日ぶり大幅反落。終値は399円安の45354円。米国株安を受けて、寄り付きから3桁の下落。レーザーテックやディスコなど半導体株に大きく売られるものが多かった一方、プライムでは値上がり銘柄が多く、前場は強弱感が交錯した。いったん下を試した後、鋭角的に切り返してプラス転換。ただ、戻したところではすぐに売り直され、3桁の下落で前場を終えた。

 後場はレーザーテックやディスコが一段安となったことから、半導体株の弱さに対する警戒が強まり下げ幅を拡大。プライムでは値上がり銘柄が多い状態が継続したが、押しが深くなっても買いは入らなかった。終盤にかけての動きも弱く、400円近い下落となって安値引け。一方、TOPIXは初めて3200pを上回る場面があり、終値でもプラスを確保した

 東証プライムの売買代金は概算で6兆2000億円。業種別では不動産、食料品、建設などが上昇した一方、非鉄金属、電気機器、医薬品などが下落した。上方修正と増配を発表したNCS&Aが急騰。半面、ディスコが7%を超える下落となり、レーザーテックが8%を超える下落となった。

 東証プライムの騰落銘柄数は値上がり1197/値下がり376。自己株取得を発表したリクルートが大幅上昇。三井不動産や三菱地所など不動産株に強い動きが見られた。三井物産や三菱商事など商社株が全般堅調。材料のあった銀行株が跳ねており、千葉銀行との経営統合観測が報じられた千葉興業銀行や、上方修正と増配を発表した群馬銀行が急伸した。

 一方、レーザーテックやディスコのほかにも、東京エレクトロンやキオクシアなど半導体株が軒並み大幅安。ソフトバンクGも3%を超える下落となっており、生成AI期待でこれまで買われていた銘柄が弱かった。トランプ大統領が自身のSNSで医薬品の関税強化について投稿したことから、中外製薬や住友ファーマなど薬品株の一角が大幅安。前日上場初日に人気化したオリオンビールが10%を超える下落となり、プライムの下落率トップとなった。

 本日、スタンダード市場に新規上場したUNICONホールディングスは、高い初値を付けたものの、終値は初値を下回った。

 日経平均は大幅安。一方でTOPIXは上昇といびつな動きとなった。日経平均は前引けが125円安、大引けが399円安と後場に下げ幅を広げているが、プライムの値上がり銘柄を見ると、前引けが1178銘柄、大引けが1197銘柄と、後場の方が値上がりが多い。半導体株を中心とした生成AI関連とそれ以外が、全く別物のような扱いとなっている。生成AI関連の変調を日本株全体では冷静に消化したのは期待の持てる動き。日経平均に関しては、目先は上でも下でも日々の振れ幅が無駄に大きくなる可能性がある。日本株の方向感を見定める点では、本日も史上最高値を更新したTOPIXの動向に注意を払っておきたい。


【来週の見通し】
 上値が重いか。10月相場に突入し、金曜10月3日には米国で9月雇用統計が発表予定。足元では複数の良好な米国指標を受けて米国の利下げ継続に対する期待が後退しつつあるだけに、注目の雇用指標を前に身構える地合いとなるだろう。国内では10月4日の土曜日に自民党総裁選の投開票が実施される。石破首相が総裁選の不出馬を表明した後の日本株が大きく上昇していること、昨年の総裁選では結果が出た直後の日経平均が大きく下落したことなどを鑑みると、投開票を前にしては利益確定やリスク回避目的の売りが出やすくなると思われる。押し目ではこれまでの上昇に乗り遅れた投資家からの買いが入るとみるが、重要イベントの結果待ちの状況が続く中、これまでと比べると弱材料に対して敏感になると予想する。

(山下)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ