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【見通し】株式明日の戦略-5日ぶり反落も下値は限定的、FOMCを波乱なく通過できるか

17日の日経平均は5日ぶり反落。終値は111円安の44790円。米国株安を受けて3桁下落スタート。安く始まった後はプラス圏とマイナス圏を行き来した。広範囲に売りが出たことで、序盤は下を試しにいった。東京エレクトロンやディスコなど半導体株の一角が強く、売り一巡後は切り返してプラス圏に浮上。上げ幅を3桁に広げて45000円台に乗せたが、そこから上は重かった。値下がり銘柄が圧倒的に多い状態が続く中、13時辺りからは失速してマイナス転換。再び下げに転じた後は、マイナス圏で方向感に欠ける動きが引けまで続いた。

 東証プライムの売買代金は概算で4兆6100億円。業種別では空運、小売、輸送用機器などが上昇した一方、非鉄金属、電気・ガス、保険などが下落した。創立75周年の記念配当を実施予定と発表したいちよし証券が後場急伸。半面、イタリアンレストランチェーン店運営企業の完全子会社化に伴い、第三者割当増資を実施すると発表した串カツ田中ホールディングスが急落した。

 東証プライムの騰落銘柄数は値上がり312/値下がり1267。東京エレクトロンが5%を超える上昇。日経平均を一時プラスに押し上げる原動力にもなった。半導体関連ではKOKUSAIも大幅高となったほか、ディスコが商いを伴って上昇した。証券会社が目標株価を引き上げたTDKが年初来高値を更新。ドル円がやや円高に振れたことを手がかりに、ニトリHDや神戸物産など内需小売の一角に資金が向かった。オアシスマネジメントの大株主浮上が判明したカルビーが急伸。株主優待の導入を発表したインタースペースがストップ高比例配分となった。

 一方、半導体関連は濃淡あり、キオクシアやソシオネクストが大幅安。フジクラなど電線株やIHIなど防衛関連が弱かった。東電HDや北海道電力など電力株が軒並み安。9月のFOMCでは利下げが確実とみられている中、MS&ADやT&Dなど保険株が売りに押された。決算が失望を誘ったパーク24やテラドローンが急落。TOKYOBASEは通期見通しおよび中期経営計画の上方修正が好感されず、2桁の下落率となった。

 日経平均は5日ぶり反落。結局下落で終えたが、プライムで1000を超える銘柄が値下がりした割には、111円安(44790円)とさほど下に値幅が出なかった。安値(44612円)でも節目の44500円は割り込んでおらず、押し目買い意欲の強さが垣間見えた。

 今回のFOMCでは0.25%の利下げが濃厚とみられている。直前でそれを覆すような報道もなく、金融政策はノーサプライズだろう。日本株を見る上でのリスクは、(1)パウエルFRB議長が会見で次回以降の利下げに消極的な姿勢を示して米国株が大幅安となる、(2)逆に、積極利下げ姿勢を打ち出すことで米長期金利が急低下してドル安(円高)が急速に進行する―の2点となる。こういった動きにならなければ、右肩上がりのトレンドが継続する公算が大きい。米国株が大きく上昇して為替が落ち着いていれば、リスクオンの流れに弾みがつく展開も期待できる。日経平均はきょうも45000円を上回る場面があり、天井感は出てきていない。あすは終値で45000円を上回ることができるかに注目したい。

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ