4日の香港市場は上値の重い展開か。米国では週末に8月の雇用統計が発表されるとあって、様子見ムードが相場の重しとなりそうだ。3日に発表された7月の雇用動態調査(JOLTS)求人件数は予想以上に減少しており、米国の景気悪化懸念が強まっている。
一方、米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事は3日、米金融当局は今月から利下げを開始する必要があり、今後数カ月にわたって利下げすべきとの見方を示しており、利下げ期待が強まっているほか、中国政府による景気対策への期待も一定の支えとなりそうだ。
3日のNY株式相場は高安まちまち。ダウ平均が3営業日続落した一方、S&P500とナスダック総はともに3営業日ぶりに反発した。グーグルのインターネット検索の独占禁止法違反問題で、米連邦地裁がウェブ閲覧ソフト「クローム」の売却を求めなかったことが好感されたアルファベットが9.14%高と急伸し、同様の問題を抱えるアップルも4%近く上昇したことでハイテク株を中心に上昇した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は美団(03690)やテンセント(00700)、HSBC(00005)が香港終値を上回って引けた半面、アリババ集団(09988)が下回って引けた。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
