22日の香港市場は、前日の米株式相場が下落した流れを引き継ぎ続落して始まるか。21日発表の米経済指標が景気の底堅さを示し、米連邦準備理事会(FRB)が9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げを決めるとの見方がやや後退。シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)が算出するフェドウォッチ・ツールの9月利下げ確率は前日の82%から73%に低下した。また、米長期金利の指標となる米10年債利回りは前日の4.296%から4.329%に上昇した。
もっとも、売り一巡後はハンセン指数が底堅く推移する展開があり得る。心理的節目の25000ポイントが下値支持線として意識されそうだ。決算発表を受けた個別物色の動きも引き続き活発だろう。きょうはハンセン指数構成銘柄の石薬集団(01093)、国薬控股(01099)などが2025年6月中間決算を発表する。
21日のNY株式相場はダウ平均が3日ぶりに反落し、ハイテク株主体のナスダック総合は3日続落した。パウエルFRB議長講演を翌日に控え、投資家が様子見姿勢を強めた。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、中国ネット通販大手のアリババ集団(09988)と子会社の阿里健康(00241)、香港公益株のホンコン・チャイナガス(00003)が香港終値を下回った半面、国際金融銘柄のHSBC(00005)とAIAグループ(01299)、中国インターネットサービス大手のテンセント(00700)が上回って引けた。
(山下)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
